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宮「まあ、元はと言えば俺が悪いからいいけどさ？」
「あれ、でも何でここ」
宮「もしやと思って生田さんに連絡してみたら、
いるって聞いたから急いできた。」
「あ、だからもう閉店。おかしいと思ったんだ、笑」
なんて私が少し面白がっていると不意に繋がれた手
思っていたよりもずっと海斗の手は冷たくて
ずっと外で待たせてしまっていたかと思うと
申し訳なくなる
宮「帰ろう、何か買って食べよ。あと、明日どこ行きたいか考えておいて」
少し鼻を赤くした海斗は俯きながらそう言った。
「、うん」
海斗と肩を並べて歩き出す。
「あ、海斗雪だよ」
宮「ほんとだ、綺麗」
「ホワイトクリスマスだね」
宮「そうだな」
海斗の横顔はいつか消えちゃいそうなほど
儚くて綺麗で、
繋がれた手をぎゅっと握り返した。
宮「寂しかった？」
「...街のカップル見ながら爆発しろーって思ってた」
宮「そりゃ大変だ、笑」
宮「ごめんな待たせて」
「んーん、お仕事だもん。お疲れ様」
宮「、もっとワガママ言っていいからね。応えられない時もあるけどさ」
「ほんとに、？私ほんとはめっちゃワガママだよ？」
宮「うん、知ってる」
と海斗は優しく微笑んで私の頭を撫でてくれた。
「、嫌いになったりしない？」
宮「俺多分Aが思ってるよりずっとAのこと好きだよ。だから大丈夫もっと甘えて」
私の頬に涙が溢れたのがわかった
宮「何で泣くの、笑」
「ごめん、ごめんね」
そのまま優しく落とされたキス
宮「、おじょーさん泣きやんで？折角のかわいい顔が台無しですよ」
「すぐ、お嬢さんって言う、笑」
宮「じゃあお姫様の方がいい？」
「そういうことじゃなくて、！」
宮「はいはい、Aちゃんね。」
「呼び捨てがいい、」
宮「ふふ 笑 ほんっとにかわいいねAは」
「海斗もかっこいいよ、？」
宮「、っそれ、反則だから。早く家帰ろ」
宮「...俺さクリスマスプレゼントはAがいい」
なんて真剣な目で言ってくる海斗はやっぱり
かっこよくて、思わず首を縦に振った
「海斗、大好きだよ」
歩き出す海斗の背中に小さく呟いた。
宮「俺も」
「聞こえてたんだ、笑」
Merry Christmas, my love.
.
終わり
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作者名：もふ子
| 作成日時：2020年11月6日 1時
