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いつの間にか眠ってしまっていたようで、
目が覚めたのはドアが閉まる音。
周りを見ればちゃかとAの姿だけ無くて
まあ、そっか。って
もう一回寝ようとしたら丁度玄関から帰ってきた海斗と目があってしまったから潔く起きる
倉「あ、元太。今Aちゃん帰っちゃったけど」
元「あーうん、そっか」
倉「...なんかあった？怖い夢でも見た？」
元「え、？」
海斗が自分の目を指差してるから
おれも頬を触ってみると温かい感じがして
ああ、泣いてるんだって
元「失恋する、夢でも見たかな 笑」
倉「え！どんなの！聞かしてよ」
元「んーわりぃ 覚えてねぇや、 笑」
ソファの下に置いてあったブランケットを
引っ張り上げてくるまった。
全部夢だったなら良かったのに
ブランケットからは柔軟剤の香りと
甘くて爽やかな君の匂いがした。
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あの時、部屋を出ていった時
もし追いかけて俺も好きだよって言えていたら
ちゃかに笑いかけるその顔は
俺だけのものだったのかななんて
目の前で嬉しそうに俺と海斗に
『やっと付き合いました』なんて
律儀に報告する姿を見ては、
お祝いしたい気持ちと
上手く言葉にできない気持ちで
胸がいっぱいになる。
倉「元太ーどした？」
元「んーん、なんでもない」
帰り道、君が嫌いだっていうから吸わなくなった
煙草に久しぶりに火をつけた。
やっぱりくそまずいし、くそにがい
『でもお前が一番なんだよな』
幸せになれよって吐き出した煙に乗せた言葉は
綺麗な月に吸い込まれていった。
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もふ子(プロフ) - ハルカさん» こんにちは！ コメントありがとうございます、！宮近担さんにもそう言ってもらえてすごく嬉しいです(;_;) もう少しで完結するかと思いますので楽しみに考察していただけたら嬉しいです(;_;) (2021年6月13日 20時) (
レス) id: dbdad4c2df (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - こんにちわ！もう凄く読み入ってしまいます(;_;) 個人的な希望なんですが、宮近担ではありますが、元太とのハッピーエンドを見たいです。(;_;) (2021年6月10日 2時) (レス) id: c83c173d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ子
| 作成日時：2021年3月26日 22時
