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「ちょ、っ、と」
彼の胸を押し返そうとしても私よりも身体の大きい
元太に勝てるわけもなくて大人しくそのまま腕の中に収まるしかなかった。
元「俺、もう嫌だ」
元「Aに会えなくなるのは嫌だよ」
元太の腕の力が強くなった気がした。
元「まじで後悔してる。Aのこと沢山傷つけてごめん。嫌われてもしょうがないと思ってる。でも、
...もう会わないなんて、言わないで」
「なにそれ、」
「私だって、」
言いたくなんてなかった。
元「ごめん、」
言いたいことは沢山あったのに
声が出なかった。
部屋に響く時計の針の音
もう時計は24時を回ろうとしている
元「、やっぱ帰るわ」
元「遅くまでごめん。」
元太はそう言うと上着を着て荷物を肩にかけた
元「また、連絡してもいい？」
「、好きにして」
元「ん、わかった」
玄関で靴を履く元太を見ながら壁によりかかる。
元「ねえ、」
「ん？」
元太の腕が腰に回ってきたかと思えば
ぐっと引き寄せられた。
元「こんな簡単に男を家に上げちゃ駄目だからね」
そう耳元で囁かれた
「なっ、元太が、」
元「そうだけどさ、笑 一応ね。言っておかないと」
元「じゃあ、おやすみ」
「、おやすみ」
パタンと閉まったドア。
鍵をかけてそのままソファに座り込む
「頭追いつかないんだけど、」
好きってなに、
だって元太と私は最初からそういう目的で、
それだけだったはずなのに。
元太に触れられた腰と耳はまだ少し熱かった
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もふ子(プロフ) - ハルカさん» こんにちは！ コメントありがとうございます、！宮近担さんにもそう言ってもらえてすごく嬉しいです(;_;) もう少しで完結するかと思いますので楽しみに考察していただけたら嬉しいです(;_;) (2021年6月13日 20時) (
レス) id: dbdad4c2df (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - こんにちわ！もう凄く読み入ってしまいます(;_;) 個人的な希望なんですが、宮近担ではありますが、元太とのハッピーエンドを見たいです。(;_;) (2021年6月10日 2時) (レス) id: c83c173d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ子
| 作成日時：2021年3月26日 22時
