Blues (ページ41)

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自分では隠していたつもりだけど大分沈んでいたみたいで海斗に飲み行こうなんて誘われた。

元「、海斗の奢り？」

倉「いや、ちゃかのおごり」

元「ん、笑行くわ」

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いつも通り仕事のことからプライベートまで色々話して、俺の話したくないことには触れないでくれるそんな二人との空気感が俺は割と好き。

元「いやあ、さあ、恋ってどうやってすんだろうね」

倉「そんな拗らせてんの？」

元「拗らせたっていうかさー、まあ拗らせてんのか」

倉「ちゃかに聞いてみれば？」

宮「なんで俺笑」

確かに最近ちゃかは幸せオーラが溢れていて、
少し前を歩くちゃかの背中を見ながらいいなぁなんて
言葉がもれた。

倉「ま、あんま抱え込みすぎんなよ」

元「、ん」

宮「あ、」

急に走り出したかと思えば前から歩いてくる
小柄な女の子に声をかけたちゃか。

倉「誰だろ」

元「ちゃかが自分から女の人に話しかけるなんて珍しいね」

海斗と並んでちゃかの方に近寄る。

、ちょっと待って

ちゃかに話しかけられていたのは俺の知ってる人で

俺の、好きな人。

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