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「川島さん」
川「Aさん！急に誘っちゃってすみません」
「全然！嬉しかったです、」
川「良かったです！じゃあ、行きましょっか」
川島さんが連れてきてくれたのは
良く言えばアットホームな
悪く言えば古くさい居酒屋で川島さんにはあまり
似合わない雰囲気だな、なんて思ったり
川「何食べます？」
「基本的には何でも食べれるので、」
川「じゃあ、僕のおすすめ色々と頼んでも大丈夫ですか？」
「是非お願いしたいです、笑 」
川島さんが頼んでくれた料理が並んだテーブルを
前に私の空腹は限界を迎えていた。
川「乾杯」
お互いにビールを頼んでグラスを静かに重ねた
「いただきます、」
端から端まで全部の料理が美味しくて
思わず口に沢山頬張ってしまう
川「どうですか、？」
「とっても美味しいです！」
川「よかった、笑」
いっぱい食べてくださいなんて差し出されたお皿
やっぱり、イケメンを見ながら食べるご飯は美味しいなんて不埒なことを思いつつ箸をのばした。
.
川「もの凄く今更のことを聞くんですけど、Aさん彼氏いたりしますか、？」
唐突すぎて思わずむせてしまった。
「、急になんですか 笑」
川「あ、いや彼氏さんいたりしたらこんな男と二人でご飯とか駄目だったよなって、」
「川島さん真面目なんですね、笑 いないですよ大丈夫です」
川「あ、そうなんですか良かった、笑」
「川島さんこそいないんですか？彼女さんとか」
川「いないですよ、笑」
「へえ、いそうなのに」
伏し目がちに笑う顔が綺麗で思わず
見惚れてしまう。
川「んー、まあタイミング合えば欲しいかなーって感じですね」
「タイミングなんてあるんですか？笑」
川「今は割と一人が好きな時期ですね 笑」
「あー、でも何かわかる気がします、」
川「でもAさんなら、仲良い男友達とかいそうですよね」
「、まあ」
海斗のことが頭をよぎった
川「何ですかその顔 笑」
「ん、変な顔してました？笑」
いい感じに酔いも回ってきて
気づけば私は口を開いてしまっていた
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作者名：もふ子
| 作成日時：2021年1月11日 23時
