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今日は寝よっかなんて、
いつも通りシングルベッドに二人で寝転がる
「海斗、もう少しそっち行って、」
倉「むり、落ちちゃう 」
「海斗の方壁だから落ちない！」
倉「むりむり、じゃーこうしよ」
海斗の腕が私の腰に回されて
ぐっと引き寄せられた。
「ちょっと、寝づらいんだけど」
倉「うるさい、俺眠いの」
はたから見たらカップルに見えるかもしれない
でも私たちはそんな簡単なものじゃなくて
何だかむず痒い思いを抱えながら私も目を閉じた。
名前もつけようのない関係
ただ利用されてるだけかもしれない
だけどこの関係性を、海斗を
手放すことを酷く恐れている自分がいた。
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作者名：もふ子
| 作成日時：2021年1月11日 23時
