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「ショートケーキ1つ下さい」
可愛らしい店員さんにどうぞと渡された
小さなケーキを片手に帰路に着く
なんで、何でいるの
私の部屋の前には白いマフラーを巻いて
うずくまった男の子がいた。
「、海斗」
髪色が赤になってるもんだから、
一瞬誰かわかんないくらいだった。
倉「お!Aちゃん帰ってきた」
外寒かったわなんて笑いながら立ち上がった海斗
「なんで、いるの」
倉「えーだめだった?」
「いやそうじゃなくて」
倉「だって、今日Aちゃんの誕生日でしょ?」
ほら、とスマホのスケジュールを見せてくる海斗
そこには12月20日Aちゃん誕生日 なんて
書いてある。
倉「俺の誕生日お祝いしてくれる時に教えてくれたっしょ?」
「あ、そういえば」
倉「てか、まじでこんなとこで話してたらお互い風邪ひくよ?中はいろーよ」
慌てて鞄から鍵を出して扉を開ける
海斗はありがとーなんて微笑みながら
慣れた様子で中へと入っていった。
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作者名:もふ子 | 作成日時:2021年1月11日 23時