このクソみたいな世界に感謝を【呪術廻戦】 (ページ2)

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はじまりページ2

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朝起きたら、いつもと違う景色が広がっていた。

なんてことは全くなく、いつもと同じ私の部屋の天井(推しのポスター付き)が視界に入った。

「おはよう、和哉くん」

ぬくぬくのお布団にくるまったまま、推しアーティストの和哉くんに話しかける。
今日も世界一かっこいいよ。
でもおかしいな、私は確かこの間の一番くじで当てた悠仁くんのタオルを飾ってたはずなんだけど。

ムクリと起き上がって、ベッド近くのグッズコーナーにいる推したちを眺めながら、にっこりと笑いかける。

「今日もみんな世界一かっこよくて世界一可愛いね」

ところで、私がこの間購入した宿儺様のアクリルスタンドはどこだろう。
額縁に入れて飾っていた脹相お兄様のトランプも見当たらない。

まだ起きて数分も経っていない。でも分かる。

「あ、これ多分呪術廻戦の世界と縁結んだわ。」

このクソみたいな世界に感謝を

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