1話 ページ2
この学校に入学して早2年。
教室で男子がぱんつ一枚になってるのも、下ネタが飛び交うのももう慣れた。
A｢てか慣れるしかないよ…｣
美綾｢そんなこと言ってるから彼氏できないんだよ…せっかくの逆ハークラスなのに！もう高3だよ？恋しないで終わっちゃうんだよ！いいの？｣
机を叩いてまで強くアピールしてくるのは私の可愛い可愛い彼じy…じゃなくて友達の美綾。
男しかいないむさ苦しい工業科
そんなところだとお昼ご飯も不味くなると思って毎日服飾科で美綾と一緒に食べている。
A｢そんなん言われなくても分かってますー！でもうちのクラスで恋愛はないない！｣
美綾｢なんで！もったいな！橋本くんだっけ？イケメンじゃん！高1からずっと生徒会だし学校の有名人だよ？｣
確かに…かっこいい…
けど実習でしか話したことないかも…って
A｢橋本くんとか名前出して来るなよ！なにさ！服飾科にも王子様はいるじゃん！藤井直樹だっけ？可愛い可愛いってよく美綾言ってるじゃん！｣
美綾｢なぁくん？そりゃうちのクラスのアイドルだもん♡｣
なぁくんこと藤井直樹
彼は私と反対で女子しかいないはずの服飾科に1人しか居ない男子生徒。
確か彼も生徒会だったよね…
A｢てかなんでそんな話になってるわけ？橋本とか藤井とか関係なくない？委員会何入るかの話でしょ？｣
話が反れていたせいでもうお昼休みは終わりに差し掛かっている。
このあとはホームルームで委員会決め。
できたら美綾と一緒がいいんだけどなぁ…
美綾｢あー私入らないよ？Aは入るの？面倒なのに？｣
A｢入らなきゃいけなくなるの！みんな話聞いてないし結局先生に無理やり入れられるパターンなの！｣
キーンコーンカーンコーン
A｢やば…お弁当食べきれてないのに！｣
悲しく残るタコさんウインナーにごめんねと言ってお弁当をしまう
そして戦場(ホームルーム)へと向かって行く
本当に戦場だよ…
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駆凪(プロフ) - すごく面白いです！！頑張ってください。更新楽しみにしています！！ (2022年12月24日 17時) (
レス) @page5 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろく | 作成日時：2018年1月8日 21時
