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……困ったな、僕には人の奥深くの感情を確かめる術は無い。
多分この子には何を話しても何処か噛み合わないんだ。
少し考えて、思い付く。
炭治郎や、あの黄色頭に聞けばわかるかも……しれない。匂いや音で。
そう思い立ったが、もう真夜中だ。
任務中か寝ているだろう。
Aもうつらうつら、眠気を堪えているようだった。
「A、今日はもう寝よう。明日出掛けるよ」
Aは少しの間を置いて頷いた。
*
「あ!時透君?」
時透さんに連れてこられた先には、人がいた。
赤みがかった髪と目。隣には女の子。
恋仲?
「あれ、隣の子は?」
「あぁ……ちょっとこの子の事で」
「その子?何かあったの?とにかく初めましてだ」
その人は首をかしげる。
そして私を見て、にこっと笑った。
「初めまして!俺は竈門炭治郎だ!」
「……時雨、Aです」
「Aかぁ、いい名前だな!しぐれ、って名字もかっこいいな!」
屈託なく笑う。
私は、どうしてそんなに笑うのか不思議だった。
そういえば、笑うってどうするんだっけ。
「こっちが妹の禰豆子だ」
そちらも笑っては、お辞儀をした。
それを黙って見つめていた時透さんが口を開く。
「この子、心が無くなってるみたいだから、ちょっと話してみてほしいんだけど、いい?」
「え?心が?」
竈門さんが目を見開く。
「ちょっと僕じゃ分からなくて…炭治郎や黄色い頭の子なら、匂いや音でわかるかなって」
「はぁ、成る程…?」
禰豆子さんはきょとんとした顔で私を見つめていた。
心って、そんなに大事だったっけ。
「なんだか不思議な子だな」
「うん……」
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鈴歌-Rikkai-(プロフ) - 黒猫みかんさん» あっやっばい無一郎好きすぎて無意識で書いてた……恥ずかしい……(初歩的ミス)誤字指摘ありがとうございますm(_ _)m (2019年11月11日 20時) (レス) id: 8ba55bc0a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫みかん(プロフ) - "ときとう"じゃなくて"ときおり"ですよ!次の更新も楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年11月11日 16時) (レス) id: 9cc7bf0571 (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - みどりさん» めっちゃ楽しみ…!超嬉しいです!週一更新、頑張ります! (2019年9月27日 21時) (レス) id: af6ad853e4 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 「あ、時透くんの新作だ」と思ったら鈴歌さんのだったんですね。めっちゃ楽しみです! (2019年9月27日 19時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - かまぼこさん» 二期三期があったら出るかもですね(笑)アニメむいむい本格的に出てきてほしいです…。ありがとうございます! (2019年9月27日 6時) (レス) id: af6ad853e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴歌-Rikkai- | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suzuka-Rikkai-/
作成日時:2019年9月26日 22時