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オダマキ ページ2
あれ、なんで、私を見てないのかな、
*
飽きられた？捨てられた？嫌な想像がぐるぐる回る。
ああぁ、重いかな。重い女かな。面倒かな。自己嫌悪しかしない私は、嫌いかな。
怖い、怖い。体がぶるぶる震える。
自分が一番好きなの、私……
嫌わないで。嫌われることが一番心配。
一生私から、離れないで。
*
？
あれ？
私、何を求めてた？
ぷつん、と何かが切れると、楽になった。
あの子と話しているあなたを見ても、何もいたくないの。
あれ？
？
*
違う。
諦めてたんだ。
冷めてた。
「あんなに愛していたのにね」
自分がおかしいなぁ。
結局、冷める時なんて一瞬なんだ。
あんなに嫉妬していたのに、もう気持ちが無いの。
「さよなら」
ひらひらと手を振って、迎えたエンド。
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作者名：鈴歌-Rikkai- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suzuka-Rikkai-/
作成日時：2019年12月14日 18時
