霞柱にごめんね ページ27
シリアス注意
そして設定のところに追記しましたので一応見といて下さいな
「……だから、捨て身の戦いは止めてほしいって言ってるの。鬼は頸を斬られない限り死なないけど、人間ってあっさり死ぬから」
「で、も……だって、皆死にそうになっちゃったもん…もう死なせたくない…」
「でも鬼と人間の間に体を割り込むのは止めて。下手したら君が死んでた。何で刀をしまったの?」
「あの子を抱いて逃げなくちゃって思って…」
「攻撃を刀で受け流して。君の漆の型を使えば出来たでしょ」
お説教されていた。
流れはこうだ。
下の隊士と任務に行ったが、その子が鬼の背後からの攻撃を受けきれず、頸をざっくりいく所だった。
そこに咄嗟に抱いて逃げようと刀をしまい、抱いてその子を隠し、何とか斬った。
結果として助けられたから良かった……が、左頬と左腕がざっくりと斬れて痛い。
「……あの子、死なせたくなかったもん」
「…………だからって、自分は死んだっていいって言うの」
「それは、嫌だけど…あの子…本当に」
「…」
「無一郎は……そっか、攻撃受け流せるか」
……やっぱり実力不足だ。
柱だけど、一番弱いのは私だろう。
判断を間違えたら皆死ぬのに。
自分が死んでも相手が助かればいいって考えは、無一郎と出会って無くなった筈なのに。
……何も成長してない。何も。
「……な、泣かないでよ……」
「…………」
無意識だった。
嫌だな、私、変わった筈なのにな。
涙が傷にしみた。痛い。
…痛い。
涙を拭ってくれる無一郎の手が暖かくて、優しい。
……私、変わったのに。
「ごめん、なさい」
「……」
私は、何に謝ったんだろう。
_____
シリアスごめんなさい……!
あとリクエスト下さいお願いします!!何でもしますから!!!()
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ももんが(プロフ) - 了解致しました〜! (2020年4月28日 20時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます。楽しみにしてくれてほんとにありがとうございました。少しでも貴方の力になれたのならとても嬉しいです。完結編もちまちま書いているのでどうか気長にお待ち下さい。 (2020年4月28日 19時) (レス) id: 8a5fb2d45a (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - 儺鵺さん» ありがとうございます。完結編は必ず書き上げますので気長に待って頂けると幸いです。申し訳ありませんがリクはもう受け付けません。せっかく下さったのに申し訳ありません… (2020年4月28日 19時) (レス) id: 8a5fb2d45a (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 過激なファンの行動が目に付いてしまうのは私も同じです。鈴歌さんとまた出会える事を楽しみにしています。更新、最後まで頑張ってください!長々とすみません! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 鈴歌さんが辞めると決めた事なら、反対する権利なんて、私にはありませんから...。この作品が生き甲斐でした!本当に素晴らしい作品をありがとうございました!完結させてしまうのは寂しいですが、とても面白かったです! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴歌-Rikkai- | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suzuka-Rikkai-/
作成日時:2019年11月29日 18時