秘め事前日談 ページ19
※ゲロ甘注意()
寝る前、布団の上で手櫛で髪をすいていた。
「ひゃっ!?」
突然、後ろから耳に口づけられた。肩が跳ねる。逃げようとしたけど、がっちりと抱き竦められているから叶わなかった。
む、無一郎……いつもの甘えたじゃない…!?
とにかく混乱した。そのあとも続く。ぞくぞくと背中に変な感覚が走った。
「ん、やっ、むいちろ……っ」
「…………」
逃げたい、逃げたい。この感覚。ぞわぞわして、嫌なわけじゃないけど、逃げたい。回った無一郎の腕をぎゅっと掴んで離そうとしても、びくともしなかった。
は、と吐いた息が熱い。
「きゃ、っ!」
ぐい、と強い力で押し倒された。本当に不味い。いつもと違う……!
腕を布団に押さえつけられて、やっぱり逃げられない。
「むい、」
無一郎の顔をしっかり見る前に、深く口付けられてしまった。
突然すぎて対応しきれなくて、すぐに息が苦しくなった。
可笑しい。本当に可笑しい。すっと目尻から涙が伝う。いつもと違う無一郎が少し怖くて。苦しくて。
ようやく離れ、ぼやけた視界で見えた無一郎は驚く程の無表情だった。
「はっ…はーっ、はぁ、っ」
「…ねぇ。もういいでしょ、A」
「いい…って、何……」
そこまで言って、はっと気付く。
今まで恥ずかしいし怖いしで拒否してた……。
「……ダメとか言わせないから」
「ひぅ…っ」
寝巻きから露出した太股を、つぅっとなぞられて変な声が出た。
___いっぱい鳴いて、可愛いとこ見せて?
→秘め事へ続く……。
_____
喉痛くなるくらい甘いのが実は大好きです
あれ羞恥心がどっか行っちゃった…()
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ももんが(プロフ) - 了解致しました〜! (2020年4月28日 20時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます。楽しみにしてくれてほんとにありがとうございました。少しでも貴方の力になれたのならとても嬉しいです。完結編もちまちま書いているのでどうか気長にお待ち下さい。 (2020年4月28日 19時) (レス) id: 8a5fb2d45a (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - 儺鵺さん» ありがとうございます。完結編は必ず書き上げますので気長に待って頂けると幸いです。申し訳ありませんがリクはもう受け付けません。せっかく下さったのに申し訳ありません… (2020年4月28日 19時) (レス) id: 8a5fb2d45a (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 過激なファンの行動が目に付いてしまうのは私も同じです。鈴歌さんとまた出会える事を楽しみにしています。更新、最後まで頑張ってください!長々とすみません! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 鈴歌さんが辞めると決めた事なら、反対する権利なんて、私にはありませんから...。この作品が生き甲斐でした!本当に素晴らしい作品をありがとうございました!完結させてしまうのは寂しいですが、とても面白かったです! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴歌-Rikkai- | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suzuka-Rikkai-/
作成日時:2019年11月29日 18時