霞柱とヤンデレ ページ35
\葉桜さんリクエスト/
ドッキリとは違う内容です。すみません
今、わりと危機的状況なのかもしれない。
外を歩いていたら無一郎を見つけ、声を掛けようとしたら超高速で近くの壁に手首を押さえつけられた。
…どうしよう?
「無一郎…?」
「A」
ひっくい、冷えた声。背筋がぞっとする。何かおかしい。
「どう、したの?」
「…なんで炭治郎と話してたの?僕のことが好きなんじゃないの?」
「え?好きだよ?…い、た…」
ぐ、と手首を掴む力が強くなる。痛い。
「なんであんなに楽しそうなの…?君の笑顔は僕にだけ見せてよ、他のやつになんか見せないでよ」
「……?む、いちろ…?」
「他の男と話さないで。Aは僕だけのAなんだから」
「でも、」
あ、れ?やっちゃった?長い髪から覗く目が危なく光っている。どうしよう?何が正解?
「でも、何?他の男と話す必要なんてないでしょ?それとも…他のやつが好きなの?」
「な、なんでそうなるの?なんだかおかしい、」
「…僕のこと見ないAなんて要らない…いっそ、」
「…っ!?」
苦しい!!
本当に可笑しい。今日の無一郎おかしい。いつもなら私の首絞めない!!苦しい!このままじゃ死んじゃう…!!
「あー!いた!無一郎君!!」
救世主!?甘い声が聞こえたと思ったら、無一郎はすたんと手刀を(強めに)いれられ、その場に倒れた。
甘露寺さん!!
「げほっ…!」
「あっ、ごめんなさい無一郎君!強くやりすぎちゃったわ…!ああっ、Aちゃん!だっ大丈夫!?」
てんやわんや。
*
「そ、そんなことが…大変…」
「そうなのー!危機一髪だったわね」
どうやら。無一郎は任務の最後の最後に血鬼術を食らったようで、異常な執着を恋人、つまり私……に持ってしまったらしい。
「明日には治ってるってしのぶちゃんが言ってたわ」
「そ、か…よかった…あ、甘露寺さん、ありがとうございました」
「やだ、大丈夫よ」
きゃ、と頬を赤く染めた甘露寺さん。
可愛らしい。
_____
テニラビ、推しの期間限定カード回収出来ました!
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ももんが(プロフ) - 了解致しました〜! (2020年4月28日 20時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます。楽しみにしてくれてほんとにありがとうございました。少しでも貴方の力になれたのならとても嬉しいです。完結編もちまちま書いているのでどうか気長にお待ち下さい。 (2020年4月28日 19時) (レス) id: 8a5fb2d45a (このIDを非表示/違反報告)
鈴歌-Rikkai-(プロフ) - 儺鵺さん» ありがとうございます。完結編は必ず書き上げますので気長に待って頂けると幸いです。申し訳ありませんがリクはもう受け付けません。せっかく下さったのに申し訳ありません… (2020年4月28日 19時) (レス) id: 8a5fb2d45a (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 過激なファンの行動が目に付いてしまうのは私も同じです。鈴歌さんとまた出会える事を楽しみにしています。更新、最後まで頑張ってください!長々とすみません! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 鈴歌さんが辞めると決めた事なら、反対する権利なんて、私にはありませんから...。この作品が生き甲斐でした!本当に素晴らしい作品をありがとうございました!完結させてしまうのは寂しいですが、とても面白かったです! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴歌-Rikkai- | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suzuka-Rikkai-/
作成日時:2019年11月29日 18時