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え…紫耀？
紫耀なら今家に…
紫「…………」
近くの塀の影から出てきたのは、紫耀と大ちゃん。
貴「えっ！？な、なんで…」
俯きがちな紫耀の瞳には、薄っすらと涙が見えた。
そんな紫耀の肩に腕を回して微笑む大ちゃん。
…いつからいたのだろう。
ちょっと怖い…
紫母「紫耀…ご、ごめんね…」
紫「お母さん…
俺も、ごめんね。…帰ろっか？」
紫耀は、満面の笑みで紫耀ママの手をとった。
紫母「うん。」
貴「し、紫耀！！」
歩き出した紫耀を、引き止める。
紫「ん？」
貴「また…明日ね。」
紫「うん、また明日、A。
柊真と大ちゃんも。」
ニッコリと笑った紫耀は、紫耀ママの手を引いて夕暮れの中歩き出した。
そんな2人の背中が、ひどく。羨ましく感じた。
柊「ほら、A。」
右隣から、いきなり手を差し出して来た柊真に、首を傾げた。
柊「そんな羨ましいなら、俺が手くらい繋いだるやん。」
貴「え…」
夕暮れの所為だろうか。
ほんのりと赤く染まっている気がする柊真の頬。
何故だか、小さく微笑みがもれた。
私の目の前にある、いつも暖かい柊真の手をそっと握る。
大「なんだかんだゆーて、Aが1番子どもやからなあ〜。」
ヘラヘラと笑いながら、空いてる私の手を握った大ちゃんが、その手を引いた。
貴「…し、しょーがないから、繋いであげる。」
大「ここでツンデレかよ〜。」
紫耀達とは真逆の方向に、私達も歩き出した。
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ムラサキ - お母さんの手紙めっちゃ感動しました。 これからも頑張ってください。 (2014年12月19日 22時) (
レス) id: f46925b424 (このIDを非表示/違反報告)
ごしごし - 蒼空さん» お返事ありがとうございます(*´∀｀*)応援してます！ (2014年2月27日 19時) (携帯から) (レス) id: 7e6130c90d (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - ごしごしさん» ほんとですか！？めっちゃめっちゃ嬉しいです(>_<)ありがとう！頑張ります！！ (2014年2月27日 18時) (レス) id: d644931272 (このIDを非表示/違反報告)
ごしごし - 初めてコメントします!めっちゃ面白くてpart1から一気読みしちゃいました♪泣きました(T-T)更新頑張ってください! (2014年2月27日 0時) (携帯から) (レス) id: 7e6130c90d (このIDを非表示/違反報告)
☆しのぽん(o^^o)(プロフ) - 蒼空さん» そうですね！ (2014年1月3日 17時) (レス) id: 6af285120e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2013年10月22日 23時
