BRIGHT GIRL - 2 -

壱馬くん、3 ページ10

Kazuma side









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時計を見ると、…1時前




まだ仕事してるか、もう寝てるかだな。




壱馬「…もどるか」





テキトーにお皿とコップをまとめて自分の部屋に向かう途中気づいた。


スマホがない。



壱馬「やべっ」



Aからきてるかも知んないのに…









ない！









ない！！







壱馬「っだああああもう！！どこ！」





陸さんに取られてたことを忘れ、

ドロボー並に部屋を組まなく探すオレ








陸「かずまー…」


壱馬「…あ、陸さん」


陸「すまほうるさい。」




完全に喋り方ひらがなの陸さんから投げられたのは俺の、







壱馬「スマホ！！！」



陸「かのじょ？Aにばれたらしっとされるよ」



壱馬「おやすみ！陸さん！」





画面をみるとやっぱりAから。







(ごめんね。ずっと仕事だったの。)


(壱馬の誕生日本当は一緒にお祝いしたかった。)


(1日遅れになっちゃったけどおめでとう！)


(壱馬と一緒にいれる日々がとても楽しいです♡)


(ねえー？)


(もしかして無視？)


(大好きだよ？)


(ねえー。あとちょっとで休憩終わっちゃう。)


(電話したかったけど、時間来ちゃった。)


(今日の夜には家にいるからその時お祝いさせてね)


(仕事戻ります。)






10分おきのラインと電話。




壱馬「…」




なんて日だ。






でも大好きだって



壱馬「……ふっ」




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