BRIGHT GIRL - 2 -

ドッキリBIRTHDAY 4 ページ40

You side





・
・







「どうでした？」



海青「めちゃくちゃ上手かったっす」



「でっしょーん」



海青「1人で？」



「ううんー、ハイサイコンビが手伝ってくれました」



海青「あー、だからゴーヤチャンプルーとか」



「餃子も健太さんのリクエストだよ笑」



海青「だと思いました笑」






パーティの中盤




飲み物を取るため立ち上がった海青の後ろについて行って横に立つ







「……」



海青「なんすか笑」




「二十歳かー、」



海青「もう20代だなぁ」



「前までこーんなちっちゃかったのに」



海青「大げさ笑」





豆粒ぐらいの大きさを表した私に

海青が痛くないデコピンをしてきて




「わー女の子に暴力振った」



海青「暴力じゃないですー」



「じゃあなんですか」



海青「んー、愛情？」



「伝わってこない！！」






そんな会話をしながら海青をソファに誘導して


後ろで騒いでる男どもは無視して…





海青「ん？」



「……」




海青と向き合って、手を首にまわしての精一杯のハグ





海青「おわっ！」




驚きながらも抱き締め返してくれて、


その隙にプレゼントのネックレスを海青につける。



「二十歳おめでとう。
海青は私からみるとすっごい器用でなんでもこなしちゃう人だなぁっていつも思ってます。
クランプやってる時の顔特に好きだよ。輝いてます。
料理手伝ってくれたりして助かってます。
いつまでもいつまでも大好きです！
仲間として、同志としても、よろしく。」



海青「…ははっ、うん。ありがとう」





あれ、って声が聞こえると


ぎゅうって、私を抱き締め返してる手に力が加わった。



海青「Aさん、大好き…これありがとう。」



「んふふ、うん。」








しばらく抱きしめ合ってるとガチャって

ドアが開く音。




陣「ただい…なあああにしとんじゃああああ！！！」



「え、」


海青「え笑」




また何か勘違いした陣さんに怒られる私たちでした。





陣「すわれい！！」



「もぉ〜 陣さーん」



海青「朝と一緒笑」





大切な二十歳の誕生日、


私たちと過ごしてくれてありがとう。




これからの誕生日もみんなでお祝いしようね。


海青！




・

オレらが守る。→←ドッキリBIRTHDAY 3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す