BRIGHT GIRL - 2 -

極上デート 4 ページ22

You side






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翔吾「うっわ、ココア冷めてる。」


「うそー、…ほんとだあ」



意外に遠かった公園について、丘にてっぺんにふたり並んで座った。


近いんだろうけどね、すっごいふざけながら歩いてきたから時間かかっちゃったのかも


そしたらココアが冷めてて、でもまた買うのはもったいないからそのまま飲んだ




翔吾「ちょっと！笑 Aが買ったのチョコばっか！笑」



「しーっ！ 陣さんにはナイショね。」



翔吾「はぁあ？笑 じゃあ力矢さんにいうね」



「それもダメっす」



翔吾「あははっ笑」




空は澄んでるけど都会から少し離れていてもあんまり星は見えなくて、ただただふたりで何も無い空を見上げている。



「北人に送ってあげよ」



翔吾「………ははっ、真っ暗じゃん笑」



「あはははっ！笑 いいや送っちゃお」



翔吾「テキトーすぎ笑」




そのあともYouTubeの動画見たり、ダンスみたり踊ったり笑


13SAVAGEの途中
翔ちゃんがセンターで踊ってる時のフリが好きだって言ったらやってくれたの。


贅沢なことしちゃった。





翔吾「あーもう、Aのことめちゃくちゃドキドキさせようと思ったのに、映画じゃ泣いちゃうしレストラン予約出来なくて公園になっちゃったし…」



陸さんにバレたら、ぜってぇバカにされる。



って愚痴りながらゴミ集め始めた。


私もゴミを手に取って袋に入れて




「えーめっちゃ楽しかったよ？
なんか青春した気分」



翔吾「そお？」



「うん、公園で食べるなんて初体験だし、あんなに笑ったの久しぶりだよー」



翔吾「喜んでくれたならいいけど…」



そう言ってるけど、口が尖ってる笑



「じゃあ、また今度行きましょう？」



翔吾「リベンジさせてね」




やった、次のデートの約束しちゃった。



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