BRIGHT GIRL - 4 -

あたしのモンだ！ 2 ページ7

Itsuki side







結局あのあと、Aさん隣に座ってたのに空いてた一人席に座って喋りかけるなオーラ出しまくって、家についたらマネにお礼だけ言ってさっさと家の中に入っていっちゃった。





樹「ねえ、あんなに怒ること？」



慎「Aの場合の話ですよ」



樹「別に、ちょん…みたいな感じだったじゃん」



北人「でもAには触らせたことないんでしょ？」



樹「Aさんに触らせちゃったら、…ねえ？」



慎「俺に振らないでください」



北人「むっつりは今いいから。」



樹「いや、男なら」
北人「とにかく、明日までにAの機嫌直して〜」





怒られたいみたいな発言した癖に…


2人より先に入って
不貞腐れながらAさんの部屋の前に立った。




すると、ドアが空いてキャリーケースを持ったAさんが出てきた。




樹「えっ…」



「あぇ…？」





まって、そこまで…する？



結構大きいキャリーケースに、
さっきとは違う格好



出ていく気満々のAさんに不安が募った。





樹「ちょっと…、まって？」



「あ、…うん」



樹「なか、入れて？」



「え？…あぁー、、ちょっとだけならいいよ」




キャリーをドアの外において、
俺を中に招き入れた。






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