BRIGHT GIRL - 4 -

Happy Birthday for Jin 2 ページ3

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「あ、まだ付けないでくださいね？
あとで一緒に付けましょう！」



陣「あ、…はい」





同じ楽屋のメンバーからの視線に耐えきれず、兎に角Aだけを見てることにした。



だって知らんかったもん！
Aってまこっちゃんとかとお揃いいっぱいしてそうなのに誰ともしてないって何！？


そりゃ、先輩とかのブランドの貰い物でお揃いはあるけどな？


自分らで買ってお揃いにすることはなかったらしい。



なんで俺が初めてやねん。リキヤさんだったらこんな目でみんな見いひんやろ！





「それともう一個は…じゃん！」



なんて俺が焦ってるのにも
関わらず見せられたのは靴。




「実はこれ、1994年に発売されたものらしいんです。明確な情報じゃないのでそんなに期待してほしくないですけど…」


陣「探したん？」


「あ、はい！ 再追加公演の日程を貰っ時に陣さんの誕生日が目に入って、誕生年の何か貰ったら嬉しいよなーって思ってその時からずっと探して、１ヶ月前にようやく見つけたんです！」



陣「……」



「でも表記されてたのが1994年発売で、その年のデザインじゃないかも知れませんが…」



陣「めっちゃ、嬉しいんやけど」



「本当ですかぁ？」



陣「ほんま」



「んふふ、 なら良かったです」



可愛く笑うAよりも俺を憎らしい目で見てくるメンバーに気が散るけど、こんなにも自分のこと考えてきてくれて…。





「あ！ネックレスつけて写真撮りましょ？」



陣「ええよ」



「…あ、家に忘れた」



陣「おい」



まあ、AらしいっちゃAらしいわ。




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