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温もり ページ22
私は西門さんに渡されたメモを見ながら公園に向かった。
ついたときは午後5時55分。
A(5分前……)
ここは元々人通りが全く無いらしい。
あまりにも。というか一人も人がいない。
.
.
あたりはだんだんと暗くなっていき、時刻は午後7時。2月はまだ肌寒い。
マフラーも手袋もしていない私の体は完全に冷え切っている。
A(寒い………)
寒すぎておかしくなりそうだ。感覚がなくなっていく。
.
.
時刻午後12時
もう6時間も立っている。
バレンタインは日付が変わり終わっていた。
だが、そんなことは考えていなかった。
夜は冷える。
手の感覚はすでにない。
A「はぁぁ」
自分の息で手の感覚を取り戻す。
でもすぐに冷え切ってしまう。
私は寒くてその場に座りこんだ。
A「類さん………」
私はそのまま俯いた。
.
.
.
類「いた」
A「………！！」
体に温もりを感じたと思ったら後ろには類さんがいて、私は抱きしめられていた……。
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はら - オリジナルフラグはちゃんと外して下さいねー (2018年5月5日 21時) (
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作者名：めあ | 作成日時：2018年5月5日 20時
