"偽り"の愛か"本物"の愛か (ページ2)

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待ち合わせページ2

12月31日

今日は道明寺家で年越し。

私は支度を始めた。

私は白のワンピースに白いヒール。

清楚な雰囲気にするため白で統一した。

髪もゆるく巻いて類さんと待ち合わせした広場へと向かった。

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類さんの待ち合わせした広場へやってきた。

私が着くと類さんはすでにいて小さい時計台の下で柱にもたれかかり、眠そうな顔で下を向いていた。

A「類さん…！お待たせしました。遅くなってすみません…」

類「大丈夫だよ、俺が早くついただけだから」

そう言って類さんは自然と私の手を握る。

類「行こっか」

類さんは私の顔をみて微笑んだ。

A「はい…！」

私もその笑顔に答えるように、類さんに微笑んだ。

道明寺家に着くまで他愛もない話を沢山した。

学校の事やバイトの事。両親の事。それから類さんの好きなとこ。

類さんは途中、顔が少し赤くなっていて

A「もしかして、熱が…、」

と問いかけても

類「大丈夫だから」

の一言だけで、私の顔を見てくれなかった。

私はどうしたのだろうと疑問に思いながらも道明寺家へと向かった。