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「Aちゃん」
「海斗くんあのね、」
だめだ、泣くな私。
1週間連絡取らないで逃げた私に
泣く資格なんてない
「あのね、話を聞いてほしくて。」
「うん。」
「聞くよ。1週間、ずっと聞きたいって、」
「会いたいって思ってた」
「連絡無視して本当にごめんなさい。
私、逃げてた。自分ばっかり背負うものがあるって
勘違いして、そんなの背負いきれないって。
だから海斗くんから逃げた。自分の気持ちからも。
海斗くんだって色んな覚悟あって言ってくれたのに。
本当にごめんなさい」
「…うん。正直めちゃくちゃ悲しかった。
不安だった。今日も…今日も、会えなかったら
連絡先消して忘れようって思ってた」
そう言いながら私の背中に海斗くんの手が回る
「でも会えた。やっぱ俺たち運命だよ」
私を抱きしめる力がほんの少し強くなった気がした
「海斗くん、」
「ん?」
「改めて私から言っていい?」
「え、」
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作者名:ぷらむ | 作成日時:2020年11月9日 15時