5話 ページ7
「はい、じゃあ、入学式も終わったしクラスのみんなで自己紹介でもするか！」
無事に入学式も終わり(何故かa組がいなかったけど)、クラスに戻ってきて今はクラスの自己紹介が始まった。
「○○△△でーす！、個性はーー」
出席番号順に自己紹介が始まっていく。
それにしても個性の発表とは……。
Aにとっては憂鬱の時間だ。
「心操人使、個性【洗脳】」
Aの前の席の男の子の自己紹介が終わるとクラスの人達が少しざわつき始めた。
「洗脳って……敵向きの個性だね……」
「操られたら怖いな……」
とヒソヒソとクラスの人達が言っていた。
心操は昔から個性のことを言われていたから慣れていた。
だから、なんとも思ってないように自分の席に座った。
心操の自己紹介が終われば次はAの番だった。
『立花Aです、個性はありません、無個性です。趣味は人助けです、よろしくお願いします。』
無個性＿そうゆうと心操とは比べられない程、クラスはざわついた。
もちろん、心操も驚いていた
「無個性って…今時いるのかよ。」
「しかも趣味で人助けって、ヒーローごっこじゃんっw」
と、周りはクスクスと笑っていた。
Aもこんな事言われ慣れていたので特に気にせず席に座った。
「…………。」
自己紹介も終わり、下校時間となった。
「立花さんまたねー！」
「立花ー！じゃーなー！」
『またねー！』
A自身の姉、響と同じぐらい明るい性格で人付き合いが上手い為、無個性でも馬鹿にしてくる人はいなく、クラスの人達とすぐに打ち解けた。
『さて、私もそろそろ帰ろう「あのさ。」…？君は確か…』
「心操人使、よろしく立花。」
『心操君、確か洗脳の……』
「っ……そうだ、あのさ、よかったら一緒に帰らないか？」
『私なんかでよかったらいいよ！』
ー下校中ー
『心操君もこっち方面なの？』
「ん、まあな。」
『そうなんだ……』
気まずい、凄く気まずい。
話題が続かなく、お互いほとんど話さずにいる。
「うわーーーん！！僕の風船がぁ……」
と、偶然通りかかった公園でお母さんと来ていた男の子が泣いていた。
どうやらうっかり手を離してしまい木に引っかかってしまったようだ。
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2代目ゆきだるま(プロフ) - こちらをご覧の皆様お久しぶりです。こちらに書いている小説の主です。こちらの垢ログインができなくなりまた一からの新しい公開をしていこうと思います！（だから名前もにだいめ！）ぜひそちらの方にて応援お願い致します！ (2022年10月26日 21時) (
レス) id: ccbed1e0fc (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - 戦姫絶唱シンフォギア大好きでヒロアカも見てるのでこの作品大好きです！更新待ってます(＞▽＜)／ (2022年9月26日 23時) (レス) id: 147b0d638a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきだるま。 | 作成日時：2020年9月12日 15時
