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松倉side
「今日から、
同じ幼稚園に通う海斗くんよ、挨拶しなさい」
「ほら、Aも。」
初めて会った日のことを今でも覚えている
「まつくらかいと…」
「A A!かいとって呼ぶね」
そう言って差し出された右手を恐る恐る握ると
勢いよくAが走り出す
その瞬間。
いつもの景色が何倍もキラキラしているように見えて
何より、俺の手を引くAの
笑顔が眩しかったのを覚えている
隣の家で幼稚園からずっと一緒。
いわゆる幼馴染。
そして俺の初恋で初めての片想い。
どうやらその一方的な初恋は
「海斗、なんで起こしてくれなかったの!」
「いや起こしたわ何回も!」
「もーー先輩にこんなボサボサで会えない!」
「…別にいんじゃね、そのままで」
「いいわけないじゃん!可愛くないもん!」
まだ継続中らしい。
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作者名:ぷらむ | 作成日時:2020年11月19日 11時