罪×愛×罰

★7.リーダーとして ページ8

〈浦田side〉



千晃と秀太が……。西島を裏切るとは考えもしなかった。




千晃がずっーと西島を好きだったように。




秀太もずっーと千晃が好きで…。




千晃と西島が付き合いだしてオレなりに秀太の気持ちを納めてきたはずなのに。





そして何よりも。





千晃を…。秀太の気持ちを分かった上で愛していことしていた西島までも浮気してるって。





西「おはよう。」





何事もなく遅刻ギリギリで楽屋のドアを開けた西島。





末「西島。




話いい？」




…………………。なにかを察するようにオレたちの前に来る西島に。






末「昨日、千晃と二人で居るのを直也くんに見られて。



オレと千晃が今、責められてた。」






西「実際にそうでしょ？



昨日だけじゃ…………。」





西島は知って




千「隆弘にも浮気相手、居るでしょ？




話がしたい。あたしと秀太だけが……。」






千晃の怒りに






西「オレは浮気はしてない。




確かに女の子とよく二人では居たかも知れない。




聞けばよかったたけ…。秀太を頼らないでオレを…信じて。」






西島の胸ぐらを秀太が掴んだかと思うと





與がそれを止めて。





與「こないな話。



ここでするんもなんやし。



オレのマンションで今日の夜や。」





気に食わない顔で楽屋を出ていく西島と秀太。





泣き崩れる千晃。






浦「なんで、真司郎のマンション？」







與「千晃と秀太が疑ってる女の子がオレのマンションに居るからや。」

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