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A
30代に入って周りが結婚ラッシュになって、少しだけ焦りみたいなのが見えてきても
次の恋に進めないのはアイツのせいで
「ハンバーグ上がりましたぁー。」
あ「はぁーい！」
いつもと変わらない日常のなかで変わったことと言えば
アイツがこのカフェに通わなくなったことと
最近、流行りの某ウイルスのせい
あ「おまたせしました。
ハンバーグランチです。」
ワンプレートにのせられたハンバーグランチをお客様の前に置いて
“あぁ、ここ隆の特等席だったなぁー”なんて思いだすのは今だに忘れられてない証拠で
蓮「夕方、買い出し、頼んでもいいすか？
調味料、切れそうなのがあって。」
このカフェのオーナーが調理場から顔を出す
大谷蓮はあたしよりも若いクセしてしっかりしてる長身のイケメン。
元々、別のカフェで働いてたあたしに
『お姉さん、笑顔がステキすね？
今度、オレの店オープンさせるんすよ。
働いてくれませんか？』
ナンパまがいに引き抜いてくれてここのホールを任せてくれた。
あ「はい、表の備品も買い置きしたいので
車、つかいますね？
あとで欲しい調味料、リストにしててください。」
蓮「了解です。
Aさん、まだ忘れられないんすか？
“窓際の彼”のこと」
少しバカにしたような、それでいて悲しそうな
あ「わすれたよ。
それに忘れるもなにもアイツとはもともとなにも無かったんだょ。」
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雨 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語読みました｡ 続きが気になります｡ 更新待ってますね｡ (2022年8月16日 2時) (
レス) @page13 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
HUKU(プロフ) - うさぶたさん» ありがとうございます！そう言ってもらえるとホントに嬉しいのでがんばります！ (2021年5月24日 15時) (レス) id: d73aba95a1 (このIDを非表示/違反報告)
うさぶた(プロフ) - おかえりなさい！HUKUさんのお話大好きなのでまた読めて嬉しいです！楽しみにしてます！ (2021年5月24日 11時) (レス) id: f4ac37f1d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HUKU
| 作成日時：2021年5月24日 10時
