あなたの居場所を…

☆36☆オレの気持ち ページ37

side 西島


あの日、勘違いをして



Aの背中を追いかけなかった事の後悔と



今こうしてまた巡り会えたことの喜びが入り混じって



よくわからない感情で笑いがこみあげて来る。





西「A…。



好き。もう離したくないんだ？



Aは？」





あ「離れたくない。



勝手に離れて、隆弘の気持ちなにも考えなくてごめんなさい…。」





困ったように頭を下げて謝るAを抱きしめて。





西「これからはもう、離れんなよ。」






きつく、きつく、その体を抱き締めた。









side 千晃




少しずつ、あたしが卒業した後のAAAの形が見えてきたあたり。



にっしーも少しずつだけど、前と同じように笑うようになってきたと思う




西「みんな、聞いてほしいことがあんだけど!！」



いつも以上にテンションの高い声が



楽屋に響き渡った。





浦「西島、うるさい。」




與「聞こえてるから早よいいや!！」




うざい顔をしながらもみんな



ちゃんと聞こうとしている。





西「オレ、結婚する!！」





「「「えっ？」」」




末「いきなり過ぎるだろ？」




日「Aちゃんのとはもういいわけ？」





西「だから、Aと結婚する!！」






千「えっーーーーーーー。」




宇「待って話が見えてこないんだけど…」

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