あなたの居場所を…

☆25☆背中を ページ26

side 浦田



引き留めたい気持ちと



背中を押さなきゃいけないって言う思い。



メンバーみんな…自分たちの不安と



千晃の未来の幸せで格闘していて。




西「それが千晃の決めた道？



絶対に後悔しない？


Aに身代わりを頼むぐらいここを守りたかったのに？」




まっすぐな西島の目。




そしてまっすぐな千晃の目。




千「Aに頼んだことを後悔した……


あたしの居場所ってなんだろう？って。



けど……今日、ここにきてやっぱりあたしの居場所は


戻るところはここなんだって。


AAAが大好きで。みんなと居る時間が大好きで……



全力で“AAAの伊藤千晃”で居たいって思える。



けどね？」





宇「けど？」




今、一番、不安なのは宇野ちゃんなはずなのにしっかりしてる。




千晃の覚悟を一番に理解してる。





千「全力で走ることが出来なくなる。


“AAA”と同じぐらいに産まれてくる子どもも旦那も大切にしたい。



同じ愛情を両方に注いだから。きっと



今までの“AAAの伊藤千晃”では居られなくなる。」



全力で走る抜ける



千晃の下した結論に……オレは





末「千晃が決めたなら。


絶対に後悔なんてすんな。」





與「せやで？


泣いたら許さへんからな？」





日「千晃……。


オレはこれから、子どもを産む千晃を誇りに思う。」




きっとみんな引き留めたい気持ちでいっぱいなはずなのに



オレもリーダーとして……





あ「千晃……



卒業だね？」




浦「卒業……？」

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