すの家族

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可愛いからこのままでもいいけど、涼太には仕事があるので、写真に収めてから涼太を起こす。




大「涼太、起きて。仕事大丈夫？」




涼「…あ…大くん。今何時？」




大「8時前だよ。今日仕事どーしたの？」




涼「今日は休んでいいって。変わって貰えた。」




大「そ、ならいいや。ごめんな、起こして。」




涼「ううん。伝えてなかったから、聞いてくれて
ありがとう。」




大「うん。翔太病院連れてく？」




涼「んー。様子見かな。さっき吐いちゃったし」




大「！！吐いちゃったの？」




涼「うん。だから、行った方がいいんだけど、今の体
力じゃ連れて行けない。」




大「そっか。俺10時くらいまでいるからなんかあった
ら呼んで？涼太は翔太のこと看ててくれればいい
から。ね？」




涼「…ありがとう、大くん。」




涼太はいつも自分が一番働けばいいと思っていて、自分がしたいことがあっても他の人のためのことを優先している。




そのせいで倒れることもしばしば。




もっと他の人にも頼りなって何回か怒ったんだけどな。




ま、今はそれを置いておいて、残ってるごはんを食べて、少し掃除して、お粥があったからタイミングを見て温めて翔太の部屋に持っていくとちょうどおきてて、少し食べてくれた。




時計を見ると俺もそろそろ行かなきゃ行けなくて、とりあえずやれることはやっておいたのであとは涼太に任せよう。




大「涼太。俺もうすぐ行くけど大丈夫？」




涼「うん。次翔太が起きたら病院連れてく。」




大「おっけ。じゃ、任せた！」




涼「行ってらっしゃい。」




少し後ろ髪を引っ張られる思いで家を出る。




今日、早く上がれるように頑張ろ！

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