すの家族

とある1日 ページ5

涼太side



おはようございます。深澤涼太です



今日はとある一日を紹介したいと思います




"party time"

(これは言いたかっただけですすみません🙇♂)



----------------------------------------------------------


ピピピ…ピピピ…



朝5時



ここから俺の一日がスタートする



朝ごはんを準備したり、洗濯機をまわしたり、一人一人の予定を確認して、自分の分の朝ごはんを先に食べる



一通り終わった頃に



辰「涼太。おはよ。」




涼「兄さん。おはよう。」




兄さんが起きてくる




兄さんリクエストのご飯を作って並べると、お礼と褒め言葉が返ってくる




それが地味に、、、いや、普通に嬉しい




感謝してくれてる兄さんだけど、こっちの方が沢山お礼しなきゃなのにな



"ｶﾞﾁｬ"




あれ？今日は亮平と康二起きるの早いな




って思っていたら、入ってきたのは予想もしなかった人




蓮「………ぉはよ…。」




辰「あれ？れん？もう起きたの？」




涼「おはよ、蓮。今日はやいね。」




いまはまだ6時前




7時前とかに起こさないと降りてこない蓮がいてびっくり




何かあったのかと思っていたら、




蓮「…んぅ。ぴぃが熱かったの。」




ぴぃとは翔太のことで何故かしょっぴとかぴぃって蓮だけ呼んでいる




昨日翔太と寝るって言っていたから、翔太の様子がおかしいことに気づいたのかな




涼「熱かったの？翔太昨日何か言ってた？」




蓮「ぴぃ、ゴホゴホしてた。」




辰「風邪ひいたかな？」




涼「かも。蓮、教えてくれてありがとう。
眠たかったなら寝てていいよ。」



眠たそうだったからまだ時間はあるし寝てもらおうと思ったんだけど、首をブンブンと音が鳴るくらいの勢いで首を振る蓮



辰「蓮、眠たくなぁい？」



蓮「ぴぃ、ゴホゴホ辛いから一緒にいるの。」



蓮ぴいは翔太のことがすごい好きらしく、
あっ、みんなのことも好きだから安心して？
翔太の後をついて行くところをよく見る



翔太のことが心配なんだろうね



涼「兄さん。俺お粥作るから、翔太のとこ行ってきて
あげれないかな？」



辰「うん。いくよ。
体温計とかも持ってくか。」



昨日あんまり体調悪そうに見えなかったけどな…



無理してたのかな



いつもいつも無理をする双子の兄には大変手を焼いている



もっと頼ってくれたらいいのになんておもってもそんな願いは届かない

･→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す