すの家族

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そうこうしているあいだに時間がどんどん迫ってくる。



準備もそこそこに、そろそろまだ寝ているお坊ちゃんたちを起こしに行こう。



辰「りょーたー。翔太おねがーい！」



涼「兄さん時間いいの？」



辰「パッパと起きてもらうわ。」







、、、ということでいつもギリギリまで寝ているお坊ちゃんたち、大介、翔太、蓮、の3人を起こすのは俺の役割。




みんなは他のことで忙しいからね。




たまに色んな人に助けて貰ってるけど。



翔太は涼太が行った方がすんなり起きるから、涼太に任せたので、3人の中じゃいちばんすんなり起きてくれる蓮から行こう。









辰「蓮ー。起きてー。学校だよー。」



蓮「……。」



辰「蓮。今日のご飯食べれなくなるよー？」



蓮「…んぅ…。…たっちゃん……おきる…。」



辰「おはよ。蓮。顔洗いに行きな。」



蓮「……ん…。」



よしっ。


割とすんなり行けた！



問題は次だ。



双子の大介はとにかく起きない。



いつも夜更かししてアニメばっかり見てるからだ。



辰「大介ー。起きろー。朝だぞ。」



大「………。」



辰「大介。お！き！ろ！また遅刻すんぞ！！」



大「……たつ…や…？…なに……。」



辰「朝！お！き！ろ！」



大「今日俺午後から…。」



辰「そう言って寝坊してやらかしたの誰？」



大「…うぅ…。わーったから、おきる…。」



辰「もう俺行くかんね！」



やっと起きた。



大介の部屋を出るとちょうど翔太も出てきていて、今日はすんなり起きたんだと思った。



辰「翔太、おはよ！」




翔「……ん…。…はよ……。」




辰「今日は大丈夫そ？」




翔「……うん…。…とくに…なぃ…。」




辰「そっか。なんかあったら電話してきてね！」




翔「……ん…。」




翔太に朝、体調を聞くのは絶対。




翔太は体が弱いから、気をつけなければならない。




なのに本人はすぐに隠すし……もう、とんでもない。




ま、涼太がすぐ気づくから大丈夫だけど。




辰「涼太。もう行く。あとお願い！」



涼「兄さん、行ってらっしゃい。気をつけて！」




こんな感じで、いつも、俺の朝はバタバタだ。




___終わり___

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初めてのお話、いかがだったでしょうか？

感想、リクエスト、もっとこうして欲しいなどの要望等ありましたらコメントお願いします！

お話読んでいただき、ありがとうございました！！

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