すの家族

rq 素直になって ページ30

※このお話は設定とは年齢が異なります。
設定の6年後のお話となります。

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蓮side


照「れん！れん！起きて！！」


蓮「…ん…なに？」


照「ラウが熱あるし吐いたりしてるから、早く起きて手伝って！！」


蓮「…え………ぁー……ぅん……わかった…。」


照「はやくな！」


なんか朝からバタバタするなって思ってたら、ラウールが熱もあるし吐いたりしてるらしい。


起きて手伝ってって起こされたけど、あいにく今日は俺も体調が悪い、、、と思う。


照くんが来る前に1回起きたけど体が動かなくて、なんかボーッとしちゃって、気づいたら寝てて今に至る。


寝たら変わるのかと思いきや変わらないどころか悪くなってる、、、気がする。


さっきより体は重いし、頭も痛いし、目眩もするし、少し寒気もするし、、、、。


あれ、俺重症？笑笑


動こうとしても体に力が入らず動けないし誰かを呼べるほど大きな声も出せない。


何より、ラウールが熱があるならみんなそっちに付きっきりなんだろうな、、、。


誰が家にいるかも分からないから、照くんしか家にいることを確認できてない。


今連絡した所で迷惑かけちゃうからもう一度寝たら良くなるんじゃないかと思って目を瞑ってみた。









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気づいたら寝ていたらしく、パッと目が覚めるともう12時近くてびっくり。


(3時間もねちゃった。手伝ってって言われてたのに…照くん怒ってるかな…。)


そろそろやばいと思って下に降りる為にベットから出て立とうとすると、体に力が入らず膝から崩れ落ちた。


(あれ…ほんとに…ヤバイ？)


いつもは3秒で下に降りれるのに、今日は15分もかかってしまった。


やっとの思いで下に降りると涼太くんとたつくんが居て、涼太くんは普通に話しかけてくれたけどたつくんは少し怒ってる様子だった。


涼「蓮、おはよ。ご飯食べる？」


蓮「あ…お、はよ、りょうたくん。…ぅん、たべる…。」


辰「蓮、何してたの？」


蓮「え？…あっ、いやっ……ねてた。」


辰「照が起こしに行って、手伝ってって言われたでしょ？」


蓮「…うん。」


辰「蓮はラウールの事どーでもよかったの？」


涼「ちょ、兄さん。蓮だって疲れてるんだよ。せっかくの休みなんだからさ。」


辰「ま、いいけどさ、昼からは手伝ってね。」


蓮「…うん。」

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