すの家族

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翔「あれ？もうひるなの？」


辰「なんだよ笑もう12時過ぎだけど？時計あるだろ笑」


翔「ほんとだ笑寝たのはにぃちゃんたちがでてってからわりとすぐだからけっこうねてるかも。」


辰「は？！お前2、3時間このまんまなの？」


翔「え？まーたぶん？」


辰「すげーな。あっ、てか朝食べてないじゃん。」


翔「…たしかに。」


辰「ごめん。ちょくちょく見にこればよかったな。」


翔「えー、まぁだいじょうぶだよ。」


辰「昼持ってくるから翔太も一緒に食べちゃいな。蓮起こしといて」


翔「あいよ。」


兄ちゃんが出でってから蓮を起こすために抱きあげようとした…はずだったんだけど、全く動かなくて、そこで自分も体調が悪かったことを思い出した。


本格的にやばくなってきたけど、今俺がカミングアウトしたところで、兄ちゃんも照も大変になるし、ラウを見る人がいなくなる。


迷惑しかかけないから言うのはやめておく。


辰「翔太ー蓮おきたー？」


少し考えていたらもう兄ちゃんが来てたから慌てて蓮を起こす。


翔「れんー。おきて？ごはんたべよ？」


蓮「…ぴぃ…？…んんぅ……いらない…。」


辰「少しでいいから食べて欲しいな。たっちゃん頑張って作ったからさ。」


翔「ひとくちたべてみよ？れん。」


蓮「…ん。…おいし…。」


辰「そっかー、良かった。食べれる分だけでいいからね。」


蓮「たっちゃ…ありがとぉ…。」


辰「はぁい。翔太、蓮お願い。俺涼太のとこ行くから。翔太のもここ置いとくで食べてね。」


翔「………ん…ありがと。」


なんだかんだ半分くらい食べてくれた蓮。


食欲はあんまりないけど食べないと何か言われるから少しだけ食べておいた。


でも、もう食べれそうにないから半分以上残してしまった。


とりあえず、もう1回蓮を寝させるために今度はベットに寝かせる。


さっきと同じのは今の俺にはキツい。


それにちゃんと横になった方がいいからね。


翔「れん。もうねような。」


蓮「…ん…。……ぴぃ……は…？」


翔「うん。ここにいるよ。」


蓮の頭を撫でながら少し待つと寝息が聞こえる。


意外にすんなり寝てくれて良かった。


辰「あれ？蓮ねた？」


翔「うん。いまさっきねたよ。」


辰「そっか。よかった。あっ、涼太、熱下がってきてるからもう寝てれば明日には良くなると思う。蓮も測っといて、お皿片してくるわ。」


翔「…ん。」


辰「あれ？翔太食ってないの？」

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