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翔太side
ラ「しょうにぃちゃん!!おきて!!りょうにぃちゃんおねつだよ!れんくんもおねつだよ!!」
翔「…らう…?…りょうたもれんもねつあるの?」
ラ「しょうにぃちゃんおはよ!!そうだよ!おねつ!!」
翔「にぃちゃんは?」
ラ「んーとね、れんくんのおへや!」
翔「……わかった。らう、ありがとな。」
朝、いつもは兄ちゃんか涼太が起こしに来るのに、今日はラウ。
少し驚いたけど涼太と蓮が熱があると聞けばそれは納得。
でも、あいにく今日は俺も体調が悪い。
本当はラウが来る前に起きてたんだけど、頭は痛いし、体は重いから起き上がることが出来なくて、寒気もあったから兄ちゃんか涼太が来るまで待っとこうと思ったんだけど……そういうことなら仕方が無い。
重い体を懸命に動かす。
体を起こして、起こしてくれたラウの頭を撫でてあげれば"キャっ!"と嬉しそうに笑う
一緒に蓮の部屋に行けば、もう蓮はグズグズでずっと俺を呼んでいた。
涼太のことも気になるけど、兄ちゃんや照が見てくれるだろう。
蓮を任され、みんなが部屋を出ていくと、蓮は俺も一緒にいなくなると思ったのか俺にしがみついて痛いくらい腕を握られる。
少し可愛くって、
翔「ハハ…おれはいかないよ?いっかいねたららくになるから。」
蓮「…やぁっ!ぴぃ…いなくなるもん…。」
翔「いなくならないから、ねよ?」
蓮「やぁ…。ここがいい。ぴぃのとこ。」
そう言って俺から離れないからベットに座って蓮を抱っこして、そこに布団を被せる。
翔「わかったからねな?おれはずっとここにいるから。」
しばらく背中をトントン叩いていたら体がずっしり重くなって、少し荒い寝息が聞こえてきた。
やっと寝てくれた。
でも、抱っこしながらだから動こうにも動けないし、この体制で寝る訳にもいかない。
そう思ってずっとぼーっとしながら蓮の背中をとんとんしていたら、
辰「翔太?蓮?はいるよー。」
翔「あっ、にぃちゃん。」
辰「ありゃ笑捕まってんだ笑」
翔「うん。で、どうしたの?」
辰「あー、もう昼だからご飯食べさせようと思ったんだけど、寝たばっか?」
もう昼らしくて、あれから結構時間が経っていることに気づいた。
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yuki(プロフ) - 何度もすみません。もうひとつお願いしても宜しいですか。nbが性別不明、素性不明のモデルとして活躍する話もお願いしたいです。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 4de499568d (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - はじめまして。リクエストお願いしたいです。nbが男ストーカーの被害にあい、怪我を負う→家族全員を巻き込んで大騒動になる的な内容の話をお願いします。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 4de499568d (このIDを非表示/違反報告)
りつ(プロフ) - 揮咿☆*??さん» すみません。1部非公開になっていました。教えていただいてありがとうございます!これからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです!!ありがとうございました!! (2021年3月16日 19時) (レス) id: 8e2382d154 (このIDを非表示/違反報告)
揮咿☆*??(プロフ) - はじめましていつも楽しく読ませていただいています!もしかしたらお話が一部非公開になってたりしますか?よければ確認お願いします!これからも応援してます頑張ってください! (2021年3月16日 1時) (レス) id: f6ba1f7d4b (このIDを非表示/違反報告)
ことちゃん(プロフ) - リクエストお願いしてもいいですか?よければ、ふっかさんが体調を崩して、皆、学校や仕事で翔太くんが、看病する話を見たいです。ふっかさんが翔太くんに甘える話もみたいです!よければでいいのでお願いします。 (2020年10月17日 20時) (レス) id: 9ac14349c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:関西のザリガニシナモン | 作成日時:2020年10月8日 23時