すの家族

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照side


"キーンコーンカーンコーン"


チャイムの音がなり直ぐに帰る準備をする。


ジェ「あれ？照もう帰んの？バイトあったっけ？」


照「いや、今日末っ子の迎えいくんだよ。」


ジェ「へぇー。可愛い末っ子のために急ぐお兄ちゃん！いいねぇ。笑」


照「やめろって笑そーゆんじゃないの。」


友達とのお喋りもそこそこに、STが早く終わることで有名なうちの担任のおかげですぐに帰れた。


その足で亮平を迎えに行くと、教室には亮平の姿が見えないので、去年同じクラスだった高地に聞いてみる。


優「亮ちゃんならさっき1年の女子に呼び出されてたけど。」


告白かな？なんて笑っている高地は置いておいて亮平の荷物を片付けてまつ。


その間高地や慎太郎が一緒に待ってくれて、最近のお互いの報告や談笑していたら、


亮「あっひかる、みんな、まだいたんだ。」


優「亮ちゃん！ね、要件、なんだったの？ﾆﾔﾆﾔ」


亮「あーうん、まぁーそのー、部活、のこと、で…。」


照「あっ、亮平、早く迎えいかないとやばい！」


亮「あっ、ほんとだ！高地、慎太郎、ごめん。待っててくれてありがとう！またあした！」


慎「あーはいはい。わいってらー！また明日ね！」

優「明日たっぷり聞かせてもらおう笑バイバーい！」

亮/照「じゃねー！/じゃ！」

高地と慎太郎にまた明日と別れの挨拶を告げてから早歩きでラウを迎えに行く。

照「りょうへー。」

亮「…ん？どうしたの？照。」

照「…いや、いいや……あとで、。」

亮「？…ん…ありがとう…ﾎﾞｿｯ」

少し亮平が悩んでいる気がして、聞こうと思ったけどまた後でゆっくり聞こう。

保育園につき教室まで行くと

樹「あっどーも、2人ともおつかれさん！」

照「うん。ラウールは？」

樹「はいはい、ちょっと待ってね。らうーるー？お兄ちゃんたち迎えに来たよー！お片付けと準備してね！」

ラ「はーーい！！」

照「亮平行ってあげて。」

亮「うん。」

樹「今日どうしたの？朝は時間がなかったから聞かなかったけど、2人が送り迎えなんてないじゃん。」

照「今日、翔太が風邪ひいて寝込んでて、兄貴もだいちゃんも仕事だし、涼兄ちゃんは翔太見てなきゃだし、って感じで俺たちが来たの。」

樹「あっ、そうなの？言ってくれたら朝迎えに行ったし、帰りも送ってったのに。」

照「まー、それは兄貴の知り合いだからといって頼めないよ。だって、あの兄貴だよ？笑」

樹「あー、そりゃ無理だ笑」

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