すの家族

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大介said

今日は早く上がれるように頑張ったのに機械トラブルで押しに押しまくってこの時間。

あーあ、もう何してくれてんのよ！！なんで少し文句を言いながら帰宅すると、ちょうどこうちゃんも帰ってきてて、

大「あれ？こうちゃん？今日遅いね。」

康「あ！だい兄！おかえり。部活長引いてしまって…。だい兄こそ、今日遅いんやん笑」

大「そっか、おつかれ！機械トラブルよ？笑」


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大/康「ただいまー！」

辰「おかえり2人とも、遅かったね。」

2人で玄関に入ると辰哉がパジャマ姿で迎えてくれた。

リビングに行くと、照と辰哉しかいなくて、あとの人は亮平以外もう寝たらしい。

2人でご飯を食べてお風呂にも入って、水を掛け合ったりして遊んでたら

辰「おいっ！2人とも長すぎ！！もうあがれ！！」

と、2人して辰哉に怒られてしまった。

お風呂から出てこうゃんは明日も早いらしいからもう寝るらしく部屋に戻ってしまった。

少し静かになったリビングにはテレビの音だけが響く。

そういえば涼太がいない。

この時間に寝ているのは見たことがない。疑問に思って

大「ね、涼太は？」

と聞いてみると

辰「涼太も翔太のとこで寝てるよ。今日だいたい一緒に寝てたし、疲れ溜まってるだろうから寝さてたよ。」

大「そっか。」

そういうとこ、やっぱり長男だ、辰哉は。

いつもふざけてばっかだけど、周りのことは見えてて、肝心な時にはすごく頼りになって、今みたいに優しいその顔でみんなを守ってくれる。

おれは、みんなは、そんな長男が大好きでいつも感謝してる。

でも、俺は1番心配してんだぞ？

大「じゃ、俺も寝るとしますかー。」

辰「へー。大介にしては早いのね。」

大「俺だってそう時もありますー。」

辰「はいはい。おやすみ、おつかれさん。」

大「……お前もな…ﾎﾞｿｯ。あっ、なんなら一緒に…「寝ません！」

大「なんだよ！バーカ！辰哉のバーカ！！」

辰「うっさい。さっさと寝る！」

大「はいはい、おやすみ。」

なんだかんだ言ってこの距離感、この関係が好きなんだ。

自分の部屋に行く前に一人一人の部屋に入って、勝手におやすみって言ってドアを閉める。

俺の日課。

なんかそうしないと落ち着かないんだよな。

みんな家族になってくれてありがとう。

これからもよろしくな！







＿終わり＿

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