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｢…お邪魔します｣
｢お！大丈夫やった？｣
｢うん何とか、ほんとにありがとうね｣
｢助け合うのはお互い様やん！｣
とりあえずさっくんはリビングに寝かせて
忘れとったけど
俺は一定の距離を保って阿部ちゃんに接しなあかん
こんな大事な時に伝染すなんてできへんもん。
｢さっくんどうしたん？｣
｢疲れが溜まってたみたい、熱はないんだけどね｣
｢人一倍元気やし忙しいもんな｣
｢そう俺気づかずご飯行っちゃったからなぁ｣
｢阿部ちゃんのせいやないやろ！｣
｢でも気にしちゃうんだよね、｣
完全にネガティブモードの阿部ちゃん
これは俺が抜け出させてあげへんと
｢さっくんも辛いの隠すくらい阿部ちゃんと
ご飯行きたかった、っていうこととちゃう？｣
｢っ｣
少し驚いた顔をして少しだけ頬が赤らんだように
感じたのは俺の気のせいやろうか
｢あ…べ…ちゃ……んの…せい…じゃない…よ…？｣
｢佐久間！大丈夫？｣
｢すこ…しだけ気持…ちが…悪…い…｣
｢トイレ行こっか、康二トイレ借りてもいい？｣
｢おん！そこ右曲がったとこにあるで！｣
｢ありがとっ！佐久間ちょっと立って行こっか｣
｢…ん…｣
そう言ってほぼほぼ全体重をかけるさっくんと
それをしっかり支える阿部ちゃん
いつもと違う2人の関係はシンメ、
よりももっと深いものなんかなと思った
｢…康二、ちょっときて、｣
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蓮(プロフ) - 向かい風さん» 向かい風さんコメント有難うございます！試験が終わったので大量更新させて頂くので楽しみにして頂ければ嬉しいです(TT) (2020年12月13日 2時) (
レス) id: 45e59c200b (このIDを非表示/違反報告)
向かい風 - 更新楽しみにしています！ (2020年12月12日 22時) (レス) id: 1cc94ffb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮 | 作成日時：2020年11月15日 15時
