Case3 : ページ10
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付き合ってません
Case3 : 心理テストDE心理戦 . Ren side
それは楽屋のソファーで康二くんと隣同士でのんびりしてた時のこと。
『なぁめぐきゅん！心理テストせーへん？
最近ラウの高校で流行ってるみたいで教えてくれてん！』
「…いいよ。」
途端に目を光らせて嬉しそうにスマホのメモから探そうとする康二くん。
俺も康二くんも心理テストとかそういうのは嫌いじゃない。
むしろ大人っぽい遊びじゃなくて、ふたりきりだとこういう高校生じみた安っぽいゲームの方が無邪気に楽しめてしまう。
だから気が合うし価値観も合うのかなぁなんて思ったり。
『あっ！あったあった！じゃあ１問目！
“帰り道の途中、視界の端に子ネコがうつりました！どういうネコですか？”
えっと、選択肢はねー、』
「じっとこっち見てる猫。」
『…え？選択肢聞かんでええのん？４つあんねんけど…。』
「うん、いいよ。」
『えー…まぁいいわ、じゃあめめの答えは…４番か、
“この答えで分かるのは、あなたの好きなタイプが分かります。４番を選んだあなたは…
「年上好き」な人が多いです…。”』
「おぉ、もっと詳しく。」
『“自分以上に能力や経験のある年上に惹かれる方が多いです。”…やって。』
「なるほどねぇー。」
棒読みの相槌すぎるかななんて思いながらちらっと康二くんの表情を伺うと、焦ったような照れたような顔で。
『ってかめぐきゅん、なんで選択肢知ってたん？』
「んーなんでだと思う？」
今度はその膝に頭をのせて膝枕してもらう状態で見上げてみる。
『…めぐきゅん…まさか、』
「ねぇ、俺って年上好きじゃん？心理テスト当たってるね。」
『え…うん、めぐきゅんは余裕のある女の人が好きって取材でもよく言うてるもんな…。』
じっと康二くんの様子を見てると、思ってること考えてることが思いっきり顔に出るから面白い。
「２問目出してよ、心理テスト。」
『あ、うん…えっと、はい。
どの指でもいいから、１本握ってください。』
ん！と言って差し出されたのは康二くんのきれいな左の手。
あぁなるほどやっぱりね、の言葉を押し込んで迷うことなく小指を握り締めた。
「はい。」
『…ほ、ほんまにそこでええのん？』
「もちろん。で、結果は？」
下から見上げる康二くんの顔が次第に赤くなってきて、こっちの笑みはもう堪えきれそうにない。
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ゆきんこ(プロフ) - あきさん» あきさん！コメントありがとうございます！！そう思ってもらえる作品が作れてほんまに嬉しいです( ; _ ; )！！1番嬉しい褒め言葉が聞けて喜んでます！！これからも期待に応えれるように頑張ります！！素敵なコメントありがとうございました！！ (2020年7月13日 0時) (
レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 今回も素敵な作品ありがとうございましあ(;o;)何度も読み返してしまうくらい作者様の作品がだいすきです！これからも楽しみにしております(^-^) (2020年7月12日 17時) (レス) id: 1c418bb080 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ゆきちゃんさん» いつもありがとうございます(*^_^*)リンクできててましたかね…！私的に凄いパワーワードやなって思ったので書いちゃいました（；＿；）ほんとに幸あれですね（ ; ; ）平和に幸せになってほしい。（ ; ; ） (2020年6月25日 1時) (レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃん(プロフ) - 実際のライブとリンクしながら読みました…泣きそうううう。こーじに幸あれと願いますほんと…！ (2020年6月22日 12時) (レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ゆきちゃんさん» いつもありがとうございます(*´∀｀)こっそり始めてました（笑）更新頑張ります！ありがとうございます！ (2020年5月30日 16時) (レス) id: a4db884c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 .
| 作成日時：2020年5月15日 23時
