Case7 : ページ24
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付き合ってます
Case7 : 安売りする気はないけど . Koji side
『阿部ちゃん聞いて！最近だてが〜！』
『たくまくん！ここの振り教えて！』
『しょった、そろそろ泊まりに来てや〜。』
今日もここには沢山甘やかしてくれる人がいて、俺は勿論べったりくっついて甘える。
だって寂しいやん？
人肌っていいもんやで。
今だってこうしてスマホゲームしてるふっかさんの膝を勝手に枕にしてのんびりしてる。
深「…ねぇ、いま俺すんごい目で睨まれてる。」
『あー、気にせんといて。
ヤキモチ妬きちゃんやからなー、あの子。』
深「いや、気になるんだけど…ゲームに集中できないからあいつどうにかして来てよ。」
『えー…今はあかん。』
深「は、なんで？」
ちらりと視線を遠くにやる。
その先にはいつもお世話になってる連載雑誌の取材班の人たち。
『…いま、楽屋特集やろ？カメラも来てる。』
ちょっと申し訳ない気もするけど、その人たちには聞こえないように小さな声でそう囁いた。
深「…あぁ、なるほどね。
もうほんと、康二って意外に策士だよなぁ…」
俺の意図を理解してくれたらしいふっかさんはわざとらしくため息をひとつ。
『ふふ、俺ももう２６ちゃいやからねぇ〜。』
深「でもさ、それも２３歳のあいつにはまだ理解できないんじゃないの？」
『どうやろ、分からん。
でもこういう時の反応が可愛いから、あえてなんも言わん。』
深「えぇ…不憫すぎんだろ、」
「康二。」
深「うわぁほら噂をすれば…」
『…めめ、どしたんー？』
ふっかさんの膝からはあえて起き上がらす、いつの間にか傍まで来ていためめとばっちり目を合わせる。
「…なんで今日俺んとこ来ないの。」
ついに我慢できなくなったのか、かなりイラついた表情のめめ。
俺の恋人。みんなには内緒の。
付き合ってることを知ってるのは、なんでも相談してるふっかさんだけ。
『別に、なんとなくやん。毎日めめんとこ行かなあかんの？』
「うん。」
深「即答…。」
吹き出したふっかさんは置いといて、相変わらずヤキモチ妬きのめめは今日も可愛いなぁとしみじみ。
ほんまはいますぐ抱きつきたいとこやけど…
そっと目をやると、取材班は隣同士で座るゆり組の方に注目していて、幸いこちらには気付いていない。
そのタイミングで起き上がったと同時に、めめの服をぐいっと引き寄せた。
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ゆきんこ(プロフ) - あきさん» あきさん！コメントありがとうございます！！そう思ってもらえる作品が作れてほんまに嬉しいです( ; _ ; )！！1番嬉しい褒め言葉が聞けて喜んでます！！これからも期待に応えれるように頑張ります！！素敵なコメントありがとうございました！！ (2020年7月13日 0時) (
レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 今回も素敵な作品ありがとうございましあ(;o;)何度も読み返してしまうくらい作者様の作品がだいすきです！これからも楽しみにしております(^-^) (2020年7月12日 17時) (レス) id: 1c418bb080 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ゆきちゃんさん» いつもありがとうございます(*^_^*)リンクできててましたかね…！私的に凄いパワーワードやなって思ったので書いちゃいました（；＿；）ほんとに幸あれですね（ ; ; ）平和に幸せになってほしい。（ ; ; ） (2020年6月25日 1時) (レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃん(プロフ) - 実際のライブとリンクしながら読みました…泣きそうううう。こーじに幸あれと願いますほんと…！ (2020年6月22日 12時) (レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ゆきちゃんさん» いつもありがとうございます(*´∀｀)こっそり始めてました（笑）更新頑張ります！ありがとうございます！ (2020年5月30日 16時) (レス) id: a4db884c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 .
| 作成日時：2020年5月15日 23時
