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「やっほー、康二」

「あーぷぅ!」

「ごめんね、俺が急に居なくなるからだよね。
ほんとにごめん。」

「ぜんぜん、大丈夫!」

「俺がなんで急に帰った理由、話すね。

康二の事が好きでたまらなかった。
誰にも話して欲しくなかったし
ごめんね、付き合ってもないのに気持ち悪い事言って

佐久間から話は聞いてて、その時は惚れる気はなかった。
佐久間も言った通り、好きだったでしょ?
俺も初対面で一目惚れしちゃってさ

実は、勉強手につかなくてさ。
前々から成績は1位とか上位を取ってて、
でも、康二に会ってからは何故か集中できなくて
できたとしても康二を思い出して、

今は目黒といんのかなーとか
会いたいなーとか思ってて。

ごめん。」

集中出来ひんくらい俺の事好きでいてくれた。

「うれしい」

「え?」

気持ち悪いだなんて思わん。
だって吃った時も困らず落ち着いてとか
深呼吸とか言ってくれて

俺にとってその対応が凄く嬉しくて

吃って、引かれることが多くて

焦ってた俺を

大丈夫だよって

そんな対応されたことがなかった。

目黒くんも、安心できなくて

怖くて、

いつか俺を見放すんじゃないかってすごく怖かった。

あーぷぅからはそんな気は感じなかった。

如何なる時でも優しい笑顔で話し掛けてくれたし

「あーぷぅ、俺の方も、どもって、大変だったのに、
優しく、対応してくれて、ほんとに、ありがとう!」

「そんな事言わないでよ」

あーぷぅは優しい笑顔で涙を流す。

「もっと好きになっちゃうじゃん、」

「あーぷぅ?

大好きやで!」

「あはは、康二ったら

しょーがない!抱き締めてあげる!」

あーぷぅから感じる体温はずっと暖かくて

俺までもらい泣きしそうになる。

「じゃあ、みんな呼んでくるね」

「うん!」

「あ、こんにちは。
ラウールって言います!前からめめに話は聞いてた!
ゆっくりでいいから自己紹介して欲しいな!」

「え、っと、、む、向井康二って、い、い、ます。」

「康二くん!」

ラウールくんは凄く可愛かった
気遣いもできて。

「あ!康二くんが笑ってくれた!!

かわいいね!康二くん!」

「おい口説くなよ」

「うわ、渡辺せんせー」

「そんな嫌がんなって!」

「うるさっ」

「おい!」

「笑笑」

「康二くんが笑ってるー!
すっごくかわいい!」

「ラウ、お前口説くな」

「康二くん助けてー!」

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作者名:みやちゃん☆ひかちゃん | 作成日時:2022年3月29日 4時

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