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「君、凄く可愛い。
ここの転校生は女子しか受け付けないけど
君！採用。これからよろしく」
「よ、よ、よ、よろしくで、です」
「うちの目黒とも仲良くしてやってくれよ」
「あ、あい。わかりま、ま、ま、した」
って言っとったけど...
これじゃ、仲良いじゃなくて恋人やんか！
校長先生はこんな願いがあって転校させたんか！？
ほら手繋いで走ったりするからざわつきよるやんけ...
「め、め、めぐろくん、」
「ん？」
「さ、さ、さむいで、で、す」
何を聞き間違えたのか、目黒くんは抱きついてきた
「え、えっと」
「俺も寒かった。
これなら2人ともあったまるよ？」
「うぐぐ、、くる、、しい」
「ごめんごめん笑」
ザワついてるの苦手やねんな...
ちょいと耳を働かせるか
「ねね、見て、カースト上位の目黒くんと
転校生の向井くん話してるよ」
「向井くんかわいいよね、、」
「え、まじわかる」
働かせんどけばよかったな
「って、聞いてる？康二くん」
「え、あ、」
「もう！よその女ばっか見てないで俺を見てよ」
俺の右手を目黒くんが自分の頬につけた。
「え、、あ、、」
「ふは、顔あっか！
かわいい康二くん笑笑」
「おい目黒？まさか向井を虐めたりしてねえよな？」
「げ、渡辺せんせー...」
「！あ、ちがう！め、め、めめは、、え、っと、、」
「ほら、あだ名で呼んでるから俺たちちょー仲良いんすよ」
「は！？いつの間に！」
「せんせーが遅すぎたんすよー笑」
「ぐぬぬ、、、」
「よし行くよ！康二」
「う、うん！」
「走ってんじゃねー！」
「め、目黒くん、だ、だ、大丈夫？」
「おう、大丈夫ー
てか、めめって呼んでよ」
「い、いやだ！」
「えー、だてさんばっかずるー」
「俺の話？」
「あ、だてさん」
「だ、だて！」
「うわー、康二の人たらし〜
俺みたいな男に襲われちゃうよー？」
「はいはい、からかわないのー」
「んはは、」
「あ、笑った」
「あ、いや！」
「笑った顔、すんげーかわいいじゃん」
「目黒、まだ見れてなかったんだ」
「それ煽ってんすか！」
「あはは笑」
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作者名：みやちゃん☆ひかちゃん | 作成日時：2022年3月29日 4時
