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「舘さん、告ってもた」
なんでなんやろ
もうしないとは限らないのに。
めめを信じるって考えに至ったのは何故だろう
でも、時間が欲しいって言われて、
その答えを聞いてショックはしなかった
自分の心の中でもその答えを待っていたのだろう
少しでも考えてくれるんだってそれだけでも嬉しくて
「時間が欲しい…ね。」
「…声に出てた?」
「ガッツリ」
「…うわぁぁ、、」
「ん〜目黒もまだ康二のことは好きだと思うよ
目黒が考えてるのは今の精神の事なんじゃないかな」
「…」
「照とふっかの時もあったな〜笑笑」
「…そうなん?」
「うん笑すっごく似てる。
その時ね、二人もぱっつぱつのときで
精神が少し可笑しくなってた。
だから照は距離を置こうってなって
ほら、似てるでしょ笑」
似てるの基準がわからへんけど…
まぁ、精神を考えるあたり似てるんやろな
「だからね、心配することは何もないよ。」
「ありがと、舘さん」
「うん、全然
これからも頼ってよ」
グイッ
ぎゅ
「舘さん?」
「よし、回復したから撮影行ってきます!」
「え?あ、行ってらっしゃい」
そうや、舘は今日duetの撮影やったな。
1人、か。
昔から1人が苦手やねんな
スマホもあいにく置いてきたみたいや
ガチャ
「…めめ、、?」
「あ、すまん、めめじゃなくて渡辺」
「あ、俺の方こそごめん」
「お目当てのやつじゃなくてすみませーん」
「からかってる?」
「んなわけwwwwwww」
「もお!翔太くんのいじわる!」
ドサッ
頭を叩こうとしたら、
そのまま翔太くんを覆う感じになってしまった
「ふ、誘ってんのか〜?」
…
「ち、ちゃう!!」
グイッ
「お前、涼太の匂いする」
さ、さすが幼なじみ。
「あ、安心してや
舘さんとは何もしてへん!!!」
「ん、なんか勘違いしてるようだけど。
俺が好きなのは涼太じゃなくて、
お前なんだけど?」
「こ、このド変態B型!!」
「この体制になったのは康二が攻めてくるからー」
「こ、声が大きい!!」
「て、ていうか、なんや今の嘘!!」
「は、嘘じゃなくて、本気なんだけど。
てか目黒ばっかじゃなくて俺にも構ってよ。
眼中に入れて?」
顔が近づいてくるから
''反射''で目をつぶってしまった
「へぇ…いいんだ、」
「へ、」
その瞬間
ドサッ
「え、、」
翔太くんから押し倒されてしまった
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作者名:mmkj0808 | 作成日時:2021年6月29日 2時