31 ページ30
向井
別れ話。
それってほんまのほんまに嫌いになったからするもんであって好きのままじゃしたらあかんやつ
……
嫌い、
浮気するめめが嫌い、
あのイケメンな顔を他の人に見せてる、
ふと、ラウが言ってくれた言葉が蘇る
「好きだから嫉妬するんでしょ？」
嫉妬、なんかじゃない
嫌いなはずなのに
毎日見る君の顔はいつにも増してかっこよくて
可愛くて愛おしい
大嫌いなはずなのに
大好きなんだ。
「めめ、別れよ」
言っちゃった
「迷惑かけてごめん」
「めめはあの人の元に行くんやろ？」
なんでこんなこと聞くの？
「行かない。行くつもりなんかない」
は？
「じゃあ、、、じゃあなんで
なんで浮気なんかするんや！！」
「っ、ごめん」
「別れて」
「大好きだよ。康二、それじゃ、ありがと」
だい、好き…？
「いま、なんて、」
サラッ
「待って、待ってや」
「俺らはもうメンバーなんだよ。
なのに、なんで、またそうやって…」
「待って、今、なんて」
「じゃ、俺らはただのメンバーってことで
じゃあね、、康二''くん''」
距離が遠くなった呼び方
めめに1番呼ばれたくなかった
距離が遠い呼び名
君付けはいちばん辛いねん
ぽろぽろ涙がこぼれてきて。
「あーあ、目黒ってホント馬鹿だよね」
「佐久間くん…」
「え〜俺はたくまくんでしょーーー！！」
「た、たくまくん」
「にしても目黒って不運だな
こんな可愛いやつ放っておくなんて。」
「か、かわいい？」
「うん、康二は十分可愛い〜！！！
あ、そだ！今日飯行こー！」
「え、ええの？」
「うん！もちろん2人でね」
「ほら佐久間、撮影始まるよ。」
「阿部ちゃーーーん！」
「康二、ごめんね、こんな奴放っておいていいよ」
「うわ、ひっどーい！！」
「あはwwwwwww」
「康二が笑ってくれた、
これで撮影頑張れるわ」
「俺も、」
「？」
「それじゃ行ってくるねーん」
「頑張ってな！」
裏
「おい佐久間
康二は俺のものだぞ
しれっと夜の飯の約束しやがって」
「ダメ、康二は俺の物だから」
ぇぇえええ！？
取り合いが起きてました♡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mmkj0808 | 作成日時：2021年6月29日 2時
