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向井康二くん→『』
向井康二くん以外→「」
目黒side
今年入学の素能玉雪学園。
ここには学年一とされる甘えん坊がいるらしい。
それは1個上の向井先輩。
正直誰だか分からない。
甘えん坊か…苦手かも。
俺はドSであっても甘えん坊は苦手
なのに隣にはめちゃ甘えん坊なラウールが居る。
おかしい話。
「めめ!今日入学だね〜!!!!」
「嬉しいのかよ…」
「だってめめの好きな甘えん坊さん居るよー?」
「好きって訳じゃねぇってラウだけ特別なんだよ。」
「これからその特別ってのは無くなるよ。」
「は?どゆこと?」
「だから将来めめは康二く…ゴホゴホ向井先輩の事
好きになるってことよ。」
「は?なるわけねぇっつうの」
「ふふふ。僕がさっき言った言葉忘れないでね。」
「めんど〜」
「酷いっ!ww」
「wwww」
一方その頃…
向井side
「ほら早く行けよ。」
『しょっぴー押さんといてや…』
「お前が行けば済む話だろ?」
『無理やって…あんなイケメン…しかも2人おんねんで?1人は知ってる子やからええけど…』
「は?知ってるやつ居んの?」
『まぁな…ラウールって言うハーフの子とは仲良しやで?』
「お前マジですげぇよ…」
『しょっぴー?』
「いやなんでもねぇわ。てか早く行けよww」
『じゃあもう少し待ってや…』
「じゃあ俺がもらおうかな?」
ダメや。そんなんあかん
『あの…ラウールと仲いいんですか?』
「あ!康二く…ゴホゴホ向井先輩!」
「え?まぁはい仲良いです。」
『あ…えと…な、なんでもないです。』
「え〜もう行っちゃうの?康二くん…」
『…名前で呼んでるで。』
「あ!向井先輩!」
「…????」
『じゃあな!ラウ』
「じゃあね〜!康二くん!!!!」
目黒side
「あのさ…どういう関係?」
「なになに〜?嫉妬してるの?」
「だめ?嫉妬くらいするよ。」
「あーあめめの言ったことぜーんぶ矛盾してる。」
「え?」
「ね?言ったでしょ?好きになるって。」
「嫉妬って好きなのかよ。」
「嫉妬するって事は相手に興味を持っているってこと。嫉妬って離れて欲しいからすること。
要するにめめはもう康二くんのトリコなんだよ。」
「…そうかよ。」
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作者名:mmkj0808 | 作成日時:2021年6月29日 2時