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「…？練習禁止って言われた……？」
久「これは命令だ。オーストラリア戦までの2日間、合宿所から出る事も許さない」
翌朝、試合に向けて気合を入れて練習をしようとしていた矢先。
思ってもみなかった発言が飛んできた。
栗「ど、どういうことでヤンスか……?」
鬼「久遠監督、どういうことですか?」
久「言葉通りだ」
鬼「……俺達は日本代表に招集されたばかりで、チームとして完成していません。
この2日間は、チームの連携を高める為に使うべきです」
久「監督は私だ。命令には従ってもらう」
この発言には淡々と質問を返す久遠に嚙みついていた鬼道も流石に言い返せなかった。
「練習禁止…かぁ…サッカーしたかったな」
用意された個室に一人ボールを眺めていれば。
こそこそと誰かの話し声が聞こえる。
「どうせサッカーしたくなって出ていこうとするんだろうな……」
久遠監督なら廊下で待機してると思うけど。
と小さく呟く。
数分後、やはり待機されていたのかとぼとぼと帰ってくる姿を確認し、
少しだけ笑ってボール磨きの続きを再開。
円「練習したい…」
壁「俺もっス。お腹減らないから食欲ないっス」
「その割によく食べるね…」
どう足掻いても外に出ることは許されず、流石に面食らっていた。
飛「…ごちそうさま」
風「飛鷹、もう部屋に戻るのか？」
飛「どうしようと俺の勝手だ」
風「…それはそうだな」
1人黙々と食べ進め、自室に戻ろうとした飛鷹に声をかけた風丸。
だが、その作戦もあっけなく散ってしまった。
壁「なーんかやな感じっス」
栗「でヤンス」
飛「…………」
「「ひぃっ」」
鋭い目で睨まれた下級生二人は怯えてしまい、またご飯を食べ始める。
円「飛鷹。少し、話さないか？
俺達、お前の事まだ何も知らないからさ」
飛「……キャプテン。ありがたい話ですが、
俺は知ってもらう程、大した人間じゃありません。失礼します」
円堂の言葉に悩むことなく、
チームメイトと目を合わせることなく立ち去る飛鷹の後ろ姿が遠退く。
風「礼儀は弁えてるみたいだけど…よくわからない奴だな……」
円「うーん……」
春「格好とか、どこか不良っぽいですよね」
秋「そう？みんな考え過ぎよ」
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遊星(プロフ) - ののさん» お時間が有る時お待ちしています。 (12月27日 9時) (
レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
のの - 遊星さん» お話かいていらっしゃるんですね！また遊びに行かせていただきます！ (12月26日 6時) (レス) id: 6a82eda533 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - ののさん» 分かりました。これからも更新、頑張ってください。そして、こちらこそ宜しくお願いします。良ければ私が書いた作品読んでみてください。 (12月21日 8時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
のの - 遊星さん» 遅くなってしまってすいません。更新停止期間にコメントをくださって本当にありがとうございます。これからまた頑張っていくので読んでもらえると嬉しいです。 (12月21日 5時) (レス) @page21 id: 6a82eda533 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - この話、初めて読みましたが面白いですし、この話大好きです。ですが更新停止になってますが大丈夫ですか？ (12月18日 11時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のの | 作成日時：2022年11月13日 8時
