君と私と仲間達【イナズマイレブン】Part2 (ページ3)

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真っ暗な部屋＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿プロビジョンルームへ着くと正面の大画面には吉良が映し出される。

吉「日本国首脳陣の皆様お待たせいたしました。只今より我が国が強大な国家として世界に君臨するためのプレゼンテーションを始めさせていただきます。」

話し出すと今までのエイリア学園の悪行が映し出される。

吉「もう皆様はエイリア学園をご存知でしょう。ご覧の通りその力は絶大です。さて今日は謎に包まれたエイリア学園の衝撃の事実をお話ししましょう」

円「真実…？」

吉「自らを星の使途と名乗る彼等でありますがその正体は実は宇宙人ではないのです」

吉良が発した発言には雷門イレブンは驚きを隠せない。
如何せん全員がエイリア学園を宇宙人だと信じていたから急に宇宙人じゃないだなんて言われても理解が追い付かないだろう。

吉「全ては五年前に飛来した隕石から始まったのです。富士山麓に落下した隕石、そこから人間の潜在能力を最大限に発揮できる物質が発見された。その名はエイリア石。我々はこの素晴らしい物質を有効利用するために研究を重ねました。そして遂にエイリア石を使って人間の身体能力を飛躍的に強化させることに成功したのです。私は総理大臣、財前宗助にこのエイリア石を使って強い選手を作る計画を提案しました。それがハイソルジャーです。」

気づけば背景は隕石の飛来シーンからジェネシスへと変わっていた。

吉「ハイソルジャーが人類の新たなる歴史を創造するのです」

一「ハイソルジャー…？」

瞳「人間を戦うマシーンに変える恐ろしい計画よ」

吉「しかし事もあろうに財前総理はこの夢のような計画を撥ねつけました。財前総理、貴方は正義のリーダーを気取っていますが何もわかっていない。そこで私は財前総理にハイソルジャーを教えて差し上げようと考えました。大のサッカー好きであるという総理に一番わかりやすい方法で。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿即ちそれがエイリア石によって身体能力を強化した子ども達、エイリア学園なのです」

円「エイリア学園が…人間ッ！？」