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グ「流星ブレード！」
塔「ここは私達で止める！」
「「「パーフェクトタワーッ!!!!」」」
綱海、塔子、小暮による新必殺技により流星ブレードを止められるとグランは悔しそうな顔をしていた。
立「諦めない……心」
ウ「グラン」
グ「あの技…次は破って見せる。流星を止めることは出来ない」
吹「(あの日僕は誓った……アツヤと一緒に強くなろう、完璧になろうって。
でも完璧には…………)」
吹雪が考え込む間に雷門は四人がかりでボールを奪い鬼道から吹雪へパスを出すが、プレーに集中できていない吹雪は上手く収めることが出来なかった。
そんな吹雪の姿を見て堪忍袋の緒が切れた者が一名。
コート外へ出てしまったボールを拾い、吹雪に向かってボールを蹴る。
吹「豪炎寺君………？」
豪「本気のプレーで失敗するならいい。だが、やる気がないプレーだけは絶対に許さない。お前には聞こえないのか、あの声が…！」
吹「声……？声なんて……」
そうしている内にもAを除いたジェネシスは雷門に容赦なく襲い掛かる。
皆で防いだボールを吹雪へ。
「「吹雪ッ!!!!」」
吹「聞こえる……ボールから皆の声が…皆の想いが込められたボール、皆の………！」
全てが吹っ切れたように高く飛び上がる吹雪。
今まで彼が肌身離さず身に着けていたマフラーを脱ぎ捨てる。
吹雪の変化にいち早く気づいた豪炎寺と共に攻めだす。
ウ「速い！今までの動きとは違う！」
吹雪「これが完璧になることの答えだ！………ウルフレジェンド!!!!」
ネ「プロキオンネット！…なにッ！」
スコアボードが1-1になる。
吹「Aちゃん…ありがとう」
すれ違いざまにお礼を言う彼にAは少しだけ微笑んだ。
ウ「我々ジェネシスが点を失うだと」
「大丈夫、父さんだって少しの失点は覚悟していた筈だよ。これ以上の失点は防げばいい」
グ「(少しは認めてあげるよ、円堂君。雷門は俺達と戦うに値すると！)」
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作者名：のの | 作成日時：2022年9月30日 16時
