俺の義弟は名探偵だ。【名探偵コナン】

360 降谷零side ページ10

｢うむ…その案、は…｣

｢流石に、既に日本に集約してしまった奴らが後を追ってアメリカに飛ぶとなればいいが集まった量が計り知れない。｣





だよな…



対象を変えたっていうことは、誰でも良かったのか。



まだ警察庁に脅迫をしてこないってことは、まだ狙っている対象を捕まえられていないと言うことか？




｢降谷の案は、最終手段にしよう｣


｢はい｣




｢何か手立てが無いのか｣







｢妻子から、学生に変わった…いや、下手をすれば両方ずつだな｣

｢狙いも分からなくなっちまったな｣

｢FBIはなにか掴んでいないんですか？｣


妻子誘拐に組織が関わっていることを9割9分の確信を持っていると言ったんだ。他に何かあるだろう



｢いいや、何も来てないね｣


勿体ぶっているか、本当に掴んでいないか


｢そうです…か｣



このまま、何も掴めず犯人でさえ捕まえられないのか









.









｢埒が明かないな…一時解散｣


空気が重い中俺達は解散し、自宅へ帰った。

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