370 工藤新一side ページ20
警察庁に着くと、降谷さんが出迎えてくれた。
「急にどうしたんだい?」
「父さん!」
「ボウヤか」
「工藤くん…」
「っな!」
警備局には、降谷さんを始めとした公安の人
そして、FBIの赤井さん、ジョディさん…
アメリカにいるはずの宮野志保
クリス・ヴィンヤード…
何故このふたりが…
FBIに入ったっていう情報はない。
「これ…を」
蘭が持っていたディスクを降谷さんに渡すと、顔を顰めプロジェクターやらなんやらを部下に指示し準備させた。
「蘭さん、これをどこで?」
「公園に向かってる時に、曲がり角でぶつかったんです。そしたら、丁度いい、みたいなことを言われて手渡されたんです。服装はー…真っ黒な服装でした」
真っ黒…
尚更不安が募る。
「あの…何が起きているんですか」
俺が聞くと、大人は目を逸らした。
俺は悟った。
「どして…どして…どうして姉さんが!」
「組織を畳み掛けるために突入した日、Aもいたんだ。それで顔がバレた」
「あの日、姉さんが!?
どうして外に出したんだ!」
「Cool Guy、落ち着いて」
ッハとベルモット、もとい、クリスの声で我に返る
「し、新一…?」
「…悪い」
「…降谷Aは、何者かによって警察病院から連れ去られた」
「っな、そんな…」
降谷さんは、俺の後ろにいる蘭に目を向けて言った
「嘘だろ!」
「父さん!」
子どもも自分の母親が、と信じられないように何度も父親に聞き返している
そうこうしてるうちに、準備が終わり
パソコンにディスクを挿入する。
そして、流れ始めた。
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クリスタ(プロフ) - 更新ありがとうございます!人生一度きりなので生きてください! (2018年3月29日 6時) (レス) id: e03c33ac41 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - 更新ありがとうございます!自分のペースで大丈夫ですので!待ってます!! (2018年3月28日 22時) (レス) id: 3399c25298 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - 更新ありがとうございます!!しほさんのできるペースで大丈夫です。待ってます。 (2018年3月28日 22時) (レス) id: f6c72f38d3 (このIDを非表示/違反報告)
リョーコ(プロフ) - 更新ありがとうございます!私も辛い事がありましたが先生に相談して今は大丈夫です。生徒って、先生嫌いとか言いますけど悩んでいる時は頼りになりますよね!周りに負けないで、相談できる人を頼りにしてください!もし何かあったら頼りない者ですが相談してください! (2018年3月28日 17時) (レス) id: e3c2d732a4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続きが楽しみにしてます無理をせずに (2018年3月28日 17時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シホ | 作成日時:2017年6月29日 22時